転職しまくりな俺が自分に合った仕事を見つけるまで

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今やっている仕事は、そこそこ身体を動かす仕事なので、終わった後にはけっこうな疲労感がある。

仕事中は、椅子に座っていることはなく、ほぼ立って動いている。

毎回、違う場所にいくし、仕事内容も微妙に変わる

そのため、ルーティンワークになりにくいからか、飽き性の俺には、なかなかしっくりくる仕事なのかもしれない。

ずっと動いている仕事なので、終わった後は身体も疲労する。

身体の筋肉とか節々がだるくなり、その日は眠くなるのも早い。

次の日は、軽い筋肉痛が残っていることもある。

何日か連勤したときは体育の時間で長距離を走った次の日くらいのぐったり感のときもある。

これが週5日勤務で週休2日だったら、疲労が溜まって余裕もなくなるのだろうが、週2~3回しか働いていないので、週休3日~4日のうちにその疲労から回復できる余裕がある。

週5回、週4日、週3日、週2日と仕事のペースをいろいろ試したが、生活に必要なお金のために働くのは週2~3日くらいが俺の中ではベストだ。

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自分に合う仕事を選んでいるのもあるかもしれないけれど、1週間の半分の日数を働くくらいなら、そこまで嫌だな~と思うことはない。

1日か2日働けば、すぐに休みがくる。

週5で働いていたとき経験から言えば、金曜日の開放感が週に複数回あるようなものだ。

もちろん収入はその分低いが、移動の多い生活を通して、どうしても持ちものを減らす必要があり、節約生活に慣れたからか、今のところ少ない収入でも生きていけている。

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いろいろやってきたが、今が自分の時間と仕事の時間のバランスを最もよく調整できているかもしれない。

といっても、別にリア充では全くないし、前より平穏になった程度だ。

自分の気持ちをけっこう落とすような悪いことも、ちょくちょく起こっている。

世界のほとんどのことに上昇と下降があるのだから、人生もそんなものなのかもしれないと思ってはいるが。

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転職しまくりな俺が自分に合った仕事を見つけるまで

オフィスでやる仕事で転職しまくる

大学を卒業してから、まだ何が自分に合っているのかよくわからなかったため、様々な仕事を転々とした。

昔、机に座って1日オフィスでPCに向かって過ごす仕事をやっていたときがあった。

オフィスワークのほうが小さい頃からの刷り込みなのか、なんとなくイメージが良かったからだ。

(この「なんとなくイメージがいい」というときは刷り込みの可能性が高いので疑うべきだったのだが)

俺がやったオフィスの仕事は、ルーティンワークが多かったので、毎日同じようなことの繰り返しが続いた。

同じ場所にいなくてはならないので、目の前に見える景色も変わらない。

性格の合わないヤツの前の席になったら最悪だ。

嫌いなやつを否応なく毎日見なければならないのだから苦痛でしかたない。

オフィスの幽閉された感じも、ストレスが溜まった。

終わる時間が早く来ないかなぁと、何度も時計をみていた。

気分を紛らわせようと休憩時間にたまにオフィスの外に出てみるのだけれど、東京で働いていたので外にでても灰色の高層ビルがぎっちりと並んでいて開放感がない。

週5回、8時間以上こういう場所にいたからか、だんだん会社に行きたくなくなってきた。

1週間で辞めた仕事もあったし、数ヶ月で辞めたこともあった。

2年半くらい続いたものもあったが、辞める前には、ストレスが溜まっていたのか精神的な余裕がなくなっていてイライラすることが多くなっていた。

「う~ん、仕事というものはこんなにつまらなくて辛いものなのか」というのが率直な感想だった。

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自分に合った要素がある仕事を見つける

一方、こうやって仕事を試す中で、身体を動かす仕事も試してみた。

毎回、通勤する場所は同じだけれど、その建物の中で身体を動かす仕事や、そこからさらに移動して仕事をするところ、また毎回通勤場所が違うものもあった。

こういう類の仕事をしているときは、身体の疲労感はあったけれど、飽き飽きすることも比較的少なく、時計を何度も確認する前に仕事をこなしていればいつのまにか終わりの時間になっていた。

もちろん身体を動かす仕事でも合わない仕事はあった。

無駄に怒鳴ってくる人がいる職場や、自分のストレスを発散するためだけの意味のない注意をしてくる人がいるところもある。

そういう仕事はすぐやめている。

紆余曲折して、やっていてまあまあ楽しいと思える仕事も見つかり、今もそのスキルを使って仕事をしている。

指を折って数えてはいないけれど、転職はしまくりな人生だ。

少なくとも10回以上は転職してきたと思う。

そうしている中で、自分が小さい頃からじっとしているのが好きではないタイプだったことを思いだし、机の前でじっとしている仕事は合わないんだなぁと自覚した。

(ADHDと診断されるほどではないかもしれないが、注意欠陥や多動性など部分的にその傾向はあったと思う)

合ってない仕事をやるのは自分の中の自然に反している

自分に合った悪くない仕事もあるんだな、ということを少しずつ知り、合わない仕事を選ぶことは徐々に減った。

どうしても席にじっとしていれないわけではなく、我慢すればできるのだけれど、ストレスが溜まる。

俺の性質に合っていないのだろう。

合っていないことはやるべきではない。

自分の中の自然に反することをやっていることになるのだから。

自分が苦労して仕上げた仕事でも、その仕事と性質が合っている人は、いとも簡単にサッと仕上げてしまう。

努力でカバーもできるかもしれないが、個々人の性質の違いは大きい。

たとえ努力をしてもそれだけ自分は労力をかけているのに、そんなにストレスもなく仕上げている人をみると、自分のやったことはなんだったんだと自分を卑下してしまうこともある。

性質の違いなのだから比べてもしょうがないのに、同じ場所に何時間も一緒にいるからか、いつのまにか比較して嫉妬したりネガティブな感情が生まれていたりする。

こうして反芻してみても自然の道理に反すれば、軋轢も多くなり、結果として自分が苦しくなった体験をいくつも思い出した。

ドロップアウトして、今みたいな仕事をしているのは、学歴を積んだのにもったいないという人もいるけれど、合う仕事が学歴とは関係なかったのだから仕方ない。

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経験が浅くて自分自身のことも良くわかっていなかった俺が自分の性質には合っていない道を進んでいたのは、小さい頃から「この道じゃあなければ不幸になる」と言われ続け刷り込まれていたからだと今では思う。

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あのままドロップアウトしていなかったら、会社に行きたくない~とか毎日ぼやいていただろう。

会社では、やりたくもない仕事をいやいやこなして休日を待つ日々を送っていたかもしれない。

自分に合った仕事は、よほどラッキーな人以外は、簡単には見つからない。

ラッキーな人以外、地道にいろいろやって試すしかないのである。

そんなことしていたら、ステイタスも年収も下がってしまう、という人もいるだろう。

確かにその通りだが、そういう人は自分のやりたいことよりも、人からどう見られるかのほうが人生において重要なので、その通りに行動したらいいのである。

それも、その人の人生の自然に沿った生き方なのだから。

できる限り多くの人が自分に合うと思うやり方で自然と生きれている世界が、最もいい世界になるだろう。

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