今、1つ生活の軸にしている仕事があるのだけれど、それ以外に週1か2日くらいで仕事をしていた。
その仕事は、労働量は少なく楽だしお金も悪くない。
だけれど、仕切っている人があまり仕事をできない人で、それはまだいいにしても、自分のミスを人になすりつけるような人だった。
気分で態度が全然違う人で、機嫌が悪いときは、表情を見ただけでわかるし、とにかく小さなことでいちゃもんをつけてくる。
正直言うと、こういう人は大嫌いで、一緒にいるとイライラするし、仕事してないときでも、ムカついたことを思い出してしまって気分が悪くなるときもあった。
もともと、メインの仕事に加えて、生活のための資金源を少し潤そうかな、とか思って始めた仕事だった。
面接してくれた人は悪くない感じだったが、実際に働く段階になって、この現場を仕切る人が始めて俺の前に登場した。
最初の日に話をしてみて、ちょっとあわなそうだなという直観みたいなものが働いた。
第一印象で簡単に人を判断できない、という人もいるんだけれど、俺は1日一緒にいれば、もちろんその人の本質はわからないけれど、自分と合うか合わないかくらいは判断できると思っている。
実際に、3ヶ月くらい働いたけれど、この人の印象は最初から変わることなかった。
けっこう俺の直観というのは当たるんじゃないか。
すでにこの人が原因で、何人か仕事を辞めている人もいる。
久しぶりにこんなに一緒に働きたくない人に出会った。
仕事選びでは最近はそこまでミスってなかったんだけれども。
この人が面接で出てきたら、即辞退してたのに、後だしなのはズルい。
仕事を辞めたいけれど我慢も必要? それが常に正しいとは限らない
ここで、「職場に嫌な人がいるなんてよくあることなんだから我慢が大事」とか言う人もいるのかもしれないが、俺にとってはこの仕事自体、やってもやらなくてもどっちでもいいことなので、辞めることにした。
今後の自分の人生とって役立つことが学べる仕事なら少しは我慢してもいいが、それもないのだから残る理由は見当たらない。
我慢を美徳とする人もいるが、俺は理のない我慢は必要ないと思っている。
人があって、その背景に環境があるのではなく、人は環境の一部だ。
環境に人は影響される。
たとえば、自分がすんでいる街が、効率性を重視して隙間なく背の高い建物ばかり並び立つようなところだとしたら、そこに住む人の精神にもその影響がでてくる。
できる限り人を収容できる建物には、たくさんの人が働き、あるいは住むことになる。
そういう街では買い物するにも、移動するにも混むことが多くなり、人の軋轢も多くなる。
通勤時間の満員電車が、トラブルで少し止まるだけでも、相当数の人がイライラするし、それが連鎖して衝突が起こることもある。
選べるのなら、俺はそういうところには住みたくない。
仕事も、人の環境の一部で、間違いなくその人に精神的な影響を及ぼす。
働きすぎていれば、その職場がその人の世界のすべてになってしまうこともあるくらいで、それが居心地の悪い場所だったら不幸極まりない。
俺はこの仕事を週1程度しかしていなかったが、それでも1週間のうちの1日をこの職場が構成しているのは間違いないし、嫌な気分になることはできるだけ減らしたい。
だいたい週1働いて月に数万稼ぐ程度なんだから、それくらいのものは他にもいくらでもある。
それに、生活の主軸にしているもう1つの仕事のほうが、週2くらいしか仕事しないが、それでも1ヶ月くらい暮すギリギリの線の収入は確保はできる。
余分な買い物をしなければ、無理に嫌な仕事をしなければならないという環境ではない。
ならば俺にとって本来必要のない仕事なわけである。
精神衛生上よくないなら、そんな仕事さっさとおさらばさせてもらおう。
というわけで週休3日~4日たまに5日の生活から、また週2回勤務・週休5日の日々が戻ってきそうだ。
しばらくは、主軸の仕事1つだけで、今よりさらに時間に余裕のある生活を過ごそうと思っている。
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