【服代の節約法】お金がなくても質のいい服を着る理由

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俺は日本での「普通」の生き方と働き方をドロップアウトしたので、「普通」の人よりお金をもっていない。

週5働いていれば、それなりに消費社会を楽しめる生活になるだろう。

(もしそうでないなら、その会社はブラックなので辞めたほうがいい)

それをカバーするために、通信費を節約したり、自炊して飲食費を節約したり家賃もできるだけ下げる工夫をしている。

そのことは前にも書いた。

週休3日~4日、低所得者のゆるい節約。生活費は節約していくらに?
はぁ? ドロップアウト? そんなやつ自分には関係ないし~、と思う人が一方で、 こいつどんな生活してるんだ、と気になるだろう人もいるかもしれない。 俺はもう週5勤務で働くつもりはなくなってしまった。 週5日以上の仕事だと自分の時間がなくなって...

最近は無理な仕事をしなくなったからかストレスが減り、買い物で憂さ晴らしすることが減った。

お金を使わなくなったので、余分に働かなくても済むようになった。

ギリギリまで節約しているとストレスが溜まり反動がきて買い物しまくってしまうことも起きる。

なので俺はそんなに節約していない分野もある。

たとえば食費。

この点については以下の記事に書いた。

食費の節約はやりすぎると危険な理由。身体に本当にいい食べ物とは?
昨日は、冷蔵庫を見ると白菜、にんじん、だいこんなどがあったので、ちょっとだけ具を買い足して、夕食は鍋にした。 こういう寒い日には鍋はやっぱり美味い。 俺が毎日、何を食べているか。 そんなこと気になる人なんてこの世の相当なレアキャラだろうが、...

節約しても、それが自分の身体に悪かったら後で病気になるので意味がない。

精神的にもよくないし、病気で入院して入院代に苦しめられることになる。

節約は無理にやりすぎても良い結果にならないこともあるのだ。

そんな節約について、今日は服代を俺がどうやって節約しているかについて書こうと思う。

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洋服代を節約してもファストファッションは買わない理由

洋服代を節約しようと思ったら、ユニクロとかH&M、ZARAなどのファストファッションブランドの服を買うのが普通なのかもしれない。

俺も昔、世界の仕組みを何もしらない若かった頃には、こういったファストファッションの服も買っていたが、数年前に可能な限りやめることにした。

安いのには理由があって、製造過程で材料費、設備費、人件費を削ることに精を出しているからだ。

海外の工場で劣悪な労働環境にさらされている労働者の話題を見かけることも多い。

たとえば、あるファストファッションブランドの製造工場の実態を書いたこの記事なんかがそうだ。

国内でも、サービス残業に追われるファストファッションブランドの社員の話は前から話題になっている。

これも日本の中で起こっていることの1つだ。

ユニクロ、ブラック批判裁判で全面敗訴 過酷労働が認定、高額賠償請求で恫喝体質露呈
ユニクロを展開するファーストリテイリングは、パートやアルバイト社員を正社員にする取り組みを2014年6月から始めた。ユニクロの国内店舗で働く非正規スタッフ3万人...

ブラック企業がなくなってほしいと思っている俺としては、こういう店にはできるだけお金を使いたくない。

自分がこういった企業の利益に貢献して、それが事業拡大につながって、劣悪な労働環境で働く工場労働者や、サービス残業で疲れ果てている従業員を増やすことに加担したくない。

だから、直接には大して効果はないだろうが、ブラック企業を撲滅するための運動を1人静かにやっている。

日本で働く人を不幸にする原因を絶つ。1人でもできるブラック企業撲滅運動とは
日本の労働環境は、残業も多く、有休も十分使えないような状態が長年続いている。 「先進国」と呼ばれるカテゴリーの中で見たら、かなりひどい部類だ。 残業代が出るならまだいいが、残業代を払わないで働かせる企業というのは何なのか。 何の対価にもなら...

俺以外にも同じようなことをやっている人は少なからずいるとは思うが、俺はこの運動を自分のできる範囲でやり続けるつもりだ。

どうやって質のいい服を買って服代を節約するのか

日本人のゴミにはいいものが埋もれている

じゃあ、お金もないのにファストファッションの服を買わずに、どうやって服を買うのか。

中古品を狙うのである。

昔から、日本は洋服の消費量が半端じゃないと思っていた。

繁華街には、洋服の店は数え切れないほどあるし、あれだけ店があっても存続しているのだから、合計すれば相当な数の洋服を人々が買っているはずだ。

かなりの数の服が毎シーズン購入されて、多くの人は1シーズンでそれを着なくなって、また次のシーズンは新しい服を買うというハイスピードの消費サイクルが繰り返されているんだろう。

ファストファッションの安い衣類だけでなく、日本製のブランドで縫製の良い品物や、海外でもヨーロッパ製の質の良い衣類でも、少ししたら飽きられてクローゼットに放り込まれていることが少なくないんじゃあないか。

そんな日常の使用に耐えうるのに使われなくなった衣類が、日本中にあふれているのが実情のようだ。

ここ数年の断捨離ブームにのって、古着屋やリサイクルショップにはすさまじい数の衣類が流れている。

衣類だけでなく、幹線道路に大型リサイクルショップがいくつもできたのを目にしてきた。

たとえばセカンドストリートは都市の真ん中にも地方の幹線道路沿いにもよく見かけるが、かなりの数の中古ブランド品が並んでいるし、状態がいいものもけっこうある。

オンラインショップも展開しているので気になる人はチェックしてみると良いだろう。

セカンドストリートオンラインストアをチェックしてみる

後でも紹介するが、ZOZOUSEDもかなりの数の中古のブランドものを有したオンラインショップだ。

オンラインで探すにはとても便利な検索機能がついていて、ブランドはもちろん、服のカテゴリ、サイズ、色、価格帯など細かく絞り込むことも簡単だ。

この検索機能が便利なので服を買うときにはZOZOUSEDを1番よく使っていると思う。

さらにネット上ではヤフオクやe-bayなどのオークションに膨大な数の中古品が並んでいる。

1度、誰かに使われたからと言って、その商品が使えなくなるわけではない。

だけれど、新品から1度手をつけられただけで中古とされて、格段に値段が下がるのだ。

まだまだ使える格安の中古衣類があふれているのだから、大してお金がない俺みたいなヤツには、こういう中古市場のほうが買い物の場所として適している。

質のいいものは結局長く使える。

Tシャツ1つとっても、中古品からちゃんと見る目をもって質も状態もよいものを選べば、ファストファッションのものとは違って、すぐに襟がビロビロに伸びることがない。

すぐにダメになってしまう衣類っていうのは、買いなおすサイクルも早くなるし、結果的にそんなにコスパがよくないのだ。

値段をみても、ファストファッションブランドの新品と、そこそこ名の通ったブランドの中古品は大して値段も変わらないことも多い。

商品を選ぶのに、流行に左右されない形の服を選べば、ちょっと経ったらダサくみえることもなく、長く着ることができる。

デザイナーが細部まで考え抜いた服には、ファストファッションにはない、着る喜びを誘発するかっこよさもある。

(俺だけかもしれないが、ちゃんとしたデザイナーのいるブランドの服を買ったときは、服を着ることを考えると気分も上がるが、ファストファッションのものの場合、最初に着るときでさえ気持ちが上がらないし着る喜びがない)

そうなってくると、中古品のブランド物で質の良いものを選んで買ったほうがコスパがよく節約にもなり、 できるだけブラック企業の利益に貢献したくない俺としてはお金の使い方としても気分がいいのである。

ネットで中古のブランド服を厳選して探す

ブランド服は形も質も良いのはわかるが、新品で買うとかなり高いものが多く、手を出しづらいという人もいるだろう。

それだったら古着で買えばいい。

90年代はヴィンテージ古着が流行ったので古着屋の数も多く、自分の足を使って古着屋めぐりするのもそれはそれで楽しかったが、今はインターネットが普及したので、欲しいものを探すのに前ほどに手間がかからなくなった。

例をあげるなら、ZOZOが運営するZOZOUSEDには常時60万点以上の古着が登録されている。

ZOZOUSEDではカテゴリーが細かく分類されているし、ブランド別でも検索機能のおかげで探すのが容易だ。

http://zozo.jp/zozoused/

売れ残っていれば、1週間毎に最初に登録された値段から金額が10%ずつ下がっていくので、最終価格は中古価格の70%とか90%オフなんてものもある。

有名ブランドや人気のセレクトショップの商品が1000円とか、場合によっては1000円以下でも売っていたりする。

絞込み機能を使えば、価格帯を設定して検索することも簡単だ。

1度1000円以下にしてみてほしい。

ファストファッションの商品より安い驚きの価格で、あのブランドの商品が売られているのにびっくりするかもしれない。

ZOZOUSED以外にもベクトルパーク、先にもあげたセカンドストリート、メルカリなどを使えば、欲しい商品を安い値段で探すことは難しくないだろう。

ベクトルパークで服を探してみる

セカンドストリートオンラインストアをチェックしてみる

レアなブランド品でも、上記のどこかのオンラインストアに在庫があるかもしれない。

これらのオンラインストアを見るだけでも、相当な量のブランド服が中古市場にあふれているのがわかる。

超消費国家である日本には、ハンパじゃない量のモノが消費されて飽きては売られたり捨てられたりしているので、こういう場所でお宝商品を見つけられることも少なくない。

何回か着ただけの状態のよいものでも半額以下3分の1以下で買えることもよくある。

毎年、数え切れない量の服が発売されるが、俺なんかは中古の服の相場に慣れてしまったので、セールで70%~80%オフくらい激安で売りに出されているときしか新品で買うことはなくなってしまった。

着なくなった洋服は買取してもらいリサイクルする

着なくなった衣類やバッグがクローゼットに溜まっている人は、新しい服を買うよりは、まず持っている衣類を整理したほうがいい。

自分がすでに持っている衣類を把握して、必要なものを選別することだ。

長い間着ていないブランド品の衣類があるなら、中古屋に買い取ってもらえばリサイクルにもなるしお金も稼げる。

1年着ていないものは、次の1年も着ないだろう。

そういうとき、セカンドストリートや、都会では店舗をよく見かけるカインドオルや、ベクトルパークの運営会社がやっているフクウロなどに買取を頼めば、自宅に集荷にきてくれるので、わざわざ店舗にいかずとも買取を依頼することができる。

特にフクウロは、取り扱いブランドが広く、状態がきわどいものでも買い取ってもらいやすいようだ。

他の店で買取不可だった商品はフクウロで売ってみるのがいいかもしれない。

セカンドストリートでの買取の詳細はコチラ

カインドオルの古着買取、詳細はコチラ

フクウロ、古着買取の詳細はコチラ

こういったサービスはダンボールやバッグに衣類を入れて封をするだけで、運送会社が運んで行ってくれる。

自分の持ち物というのは、意外と自分でも把握していないことがあって、こんなの持ってたんだなんてこともありがちだ。

俺も昔に実家に帰ったときに、高校生くらいのときに買ってほとんど使っていなかったバッグを見つけたことがあった。

もう使わなそうだし買取の査定にだしてみたら、思ったよりもいい値段で買い取ってもらえたので、少し得した気分になったことがある。

わざわざ外に働きにいかなくても、すでに持っているものの中にお金に変えることのできるお宝が眠っていることもあるのだ。

そうやって整理した後で、自分の部屋に入る服の量を考慮しながら、必要な服があるなら買おう。

収納がいっぱいになって、それ以上欲しいと思っている人はもう買いすぎているのだ。

生きていくのに、収納からあふれるほどの服は必要ない

そんな状況になっているのは、買い物依存症になっている証拠だ。

買い物というのは一時的な気分の高揚を得ることができるがそれだけで終わることも多いし、必要以上にものが増えれば部屋が汚くなり、何を持っているのかも把握できなくなるし、掃除にも時間がかかって、結果として無駄なことが増える。

俺の個人的尺度だと、所有物全部でダンボール7箱くらいに収納して引越しできるくらいの荷物量がベスト。

それ以上は持ちすぎていることになるので、服の着ないものは、先に書いたような方法で売りに出している。

できるだけ少ない荷物で生きていたほうが、所有物を置く場所が必要ないので、住居面積も狭くても問題なくなって家賃も安くなるし、引越のときには手間もお金もかからない。

できるだけ長く使える良いものを必要な数だけもっているほうが、結果的に節約になって、生きるのにも重荷にならない。

中古のブランド品を買うことは、超消費社会に慣れきった人たちのゴミを再利用・リサイクルすることに繋がるし、地球にも優しい。

今後も、ファストファッションの服はできる限り買わないつもりだし、着るものが必要になったら本当に欲しいと思った新品の服か、中古のブランド品の中から質のよいものを探していこうと思う。

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お金と節約法
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