1度無職・ニートになって、その生活にハマると、お金がなくなりそうでも仕事をする気力がでなくなる場合がある。
起きる時間が徐々に遅くなり、夜型生活になっている人は多分にその傾向があるだろう。
この沼にハマると、自分では「居心地悪いな~」と思っていても、ずるずると同じ生活を続けてしまい、なかなか出られなくなる。
お金がある人はいいけれど、貯金も財産もないような人間には、ドラクエでいう毒の沼を延々と徘徊するようなもので、どんどんHPがなくなっていくような感覚に陥る。
俺は別に仕事をすることがいいことだとは思わない。
生活保護を誰でも申請できる状態だったりベーシックインカムとして毎月生活費が誰にも振り込まれるような社会になればいいが、日本は社会保障がどんどん薄くなっているので、そういう方向には今のところいきそうにない。
無職・ニート状態だと現実として「金がなくなる」という精神的な圧迫によって気分が沈んでくる。
そうなるくらいなら、週に1~3回でもいいから、少しでもお金を稼いでおいたほうがいいだろう。
俺の場合は、清掃の仕事が今までやった中では1番気兼ねなくできた。
だが、清掃以外にも今まで俺が友人・知人などから聞いたところによると穴場的な仕事がけっこう日本にもあるようだ。
今回は、無職やニート状態からでも復帰しやそうな仕事のことを書きたいと思う。
無職・ニートを長期でやっていても、仕事復帰しやすそうな仕事とは
派遣社員の仕事でおすすめな携帯電話の電波調査の仕事
これは、けっこう昔に仲のよい友人から聞いた話だ。
彼はその頃、派遣会社に登録していて、半年稼いで半年は自分の好きなことをやるみたいな生活をしていた。
派遣でいろいろな仕事を何ヶ月かで転々としていたのだが、あるとき、携帯の電波の調査の仕事を紹介されたという。
指定された地点まで行って、機器を使って、その情報を記入して、また違うところに行って同じことを繰り返す。
作業は2人で行うときもあるし、1人のときもあり、その日の指示によって違うらしい。
最後はオフィスに戻って、その日にやったことを書類に記入する。
毎日、遠方に電車に乗って行く時間が長く、その間は音楽を聴いたり本を読んだりしていてよかったらしく、ある程度の自由がある仕事だったようだ。
しかもそのような遠方の場合は、出張手当もつくのだという。
「あれは、楽すぎたんだよね~。仕事いつまでやろうかで迷った」
彼も何回かは仕事の契約を更新したが、さすがにこのままだと他のことができなくなると思って途中で辞めたのだという。
この仕事にはまって、契約を更新しまくっている人もいたらしい。
今回、無職・ニートから久々に復帰するのにやりやすい仕事について書こうと思って、俺がまず思いついたのがこの電波調査である。
この仕事は、バイトなどでも募集しているらしいが、働く会社によって仕事内容がだいぶ変わってくるらしい。
最近、案件によっては、電波調査でもブラック臭がするものもあるようだ。
やるなら給料が高いほうがいいし、俺の友人と同じように派遣会社に登録して仕事を探したほうが、同じような案件を探せるだろう。
バイトよりも、仕事内容を派遣の担当者にきちんと聞けるので、そこは会社との面接の前にチェックしておいたほうがいい。
派遣会社は1度登録しに派遣元の会社行かねばならないので、そこだけは面倒だが、登録さえ済ませてしまえば、仕事情報をメールで送ってもらえる。
電波調査の仕事をやりたいと言っておけば、担当者も仕事を振ってくれることだろう。
俺の友人が電波調査の仕事を探した派遣会社はリクナビ派遣だったが、求人数はそこまで多くないので、この仕事をしたい人はマイナビスタッフなどのほかの派遣求人サイトでも探したほうがいいだろう。
リクナビ派遣だと応募だけなら登録していなくてもできるので、電波調査の仕事がどのくらいあるのか知りたい人は、フリーワード検索のところに「電波調査」といれて検索してみよう。
ハローワークにも穴場な仕事があった? 特別支援学校の添乗員の仕事とは
友人に長期で1人旅をしまくっていた人がいて、彼は日本でお金を貯めるために働いては、海外に行くということを繰り返していた。
この仕事はその彼から聞いた仕事だ。
ハローワークに行って、彼はこの仕事を見つけたらしい。
ブラックな求人が多いハローワークには、ごくまれにお宝求人があるのだという。
彼はその1つをたまたま見つけた。
それが、特別支援学校の添乗員だ。
特別支援学校は、障害をもった人たちの通う学校。
毎朝、生徒をバスで迎えにいくのをサポートするのが添乗員の仕事らしい。
運転手は別にいるので、免許は特に必要ない。
乗ってくる生徒を、学校まで安全に送り届けるのが主な仕事。
それ以外は給食の配膳をするとき以外、特にやることはなかったのだと言う。
その間、俺の友人が何をしていたかというと、持参した漫画や本を読んだり、スマホをいじったり、ネットをして時間をつぶしていたようだ。
そして、帰りの時間がくるまで待ち、またバスで生徒を家まで送っていき、一日の仕事は終わり。
朝から夕方までの残業なしの仕事だ。
有休も公務員と同じように出る。
彼の仕事歴の中でここまで楽だった仕事はないと言っていた。
雇用保険にも入れるらしく、辞めたときは、契約期間まできっちり働いてやめれば、自己都合ではなく、契約切れとなりすぐに失業手当をもらうこともできたという。
この仕事も、上記の電波調査と同じく何度も契約を更新するツワモノがいたらしい。
噂によると、さすがにこれでは暇すぎるので、現在は少し仕事が増えたとかどうとか。
ある程度のコミュニケーションをとる能力は必要だが、そこをクリアできる人には穴場に違いない。
以下のサイトでは、ハローワークの仕事も一括で探すことができる。
興味がある人はチェックしてみるといいだろう。
社会復帰にはちょうどいい! 不思議な会社の東京オフィスの事務
俺の女友達の1人に、なかなか偏差値の高い大学を卒業したにも関わらず就職せず、派遣社員で仕事を転々としている子がいる。
彼女が見つけたのが、この不思議な会社の東京支部の事務だった。
ある日、派遣会社から紹介されたらしい。
地方を拠点とする会社の東京支部での事務という募集内容だったのだが、このオフィスにいるのは、彼女ともう1人の社員のみ。
たまに本部から社員が来る程度で、ほとんど2人で過ごすのだが、やることはちょっとした書類を頼まれたときにつくるくらいで、ほとんどやることはなかったのだという。
それ以外は、ネットでも、読書でも何でもやっていて良かったらしい。
「こんなのでお金もらっていいのかと思ったけど、たまにはこういうのもいいなぁと思ったよ」
仕事は楽だし、間違いなく定時に終わる。
なんのために、この会社はこんな仕事の要員を募集したのだろうか。
会社の税金対策か何かで、このオフィスを借りてとりあえず人を置いているんじゃないか、と彼女は推測していたようだが、本当のところはわからない。
この世には不思議な仕事があるものなのだ。
彼女は派遣で仕事を探していて、この仕事に偶然遭遇したように、あなたにも今後、奇跡が起こるかもしれない。
→彼女が奇跡的に楽な事務仕事を探した派遣会社はコチラ
ネットの記事を見て考えて一言にする。webニュースの編集の仕事
コレはおれの実体験からの話。
毎日ネットサーフィンしている人で、ニュースや雑学的な記事を読むことを日課としている人は少なくないだろう。
そんな人にオススメなのが、このwebニュースの編集の仕事だ。
詳しくは下の記事で書いているので、興味のある人には読んでほしい。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で好きな時に宅配。社会復帰にもオススメ
Uber Eatsの仕事は、スマホアプリで依頼を受けたレストランやファーストフード店から自転車やバイクなどで宅配する。
要は飲食物の宅配だ。
しかもアプリをオンにしたときだけ、つまり自分でやりたいときだけ仕事ができる。
職歴も年齢も関係ないので、仕事を始めるのも難しくない。
週に何回でも自分の都合のいいときだけでいいので、無職やニートからのリハビリ仕事としてもちょうどいいだろう。
詳しくは下の記事に書いたので興味がある人はチェックしてください。
無職・ニート状態から脱出して社会復帰するなら楽な仕事をしたほうがいい
日本の労働環境は、労働者に対して酷いところが多く、残業も多いし、有休だって満足にとれない。
それどころでなく、ブラック企業が労働者を酷使している状況がたくさん報告されている。
だが、そんな日本にもブラック求人以外に、こういう不思議な求人もたまには見つかるようだ。
あるいは、普通の仕事でも週に2回だけ働くくらいならできるという人もいるだろう。
俺も週に2日だけ働いて週休5日の生活をしているが、給料が高い仕事を選んで、生活費を節約できればこれでも生活していくことは可能だ。
無職やニートから仕事復帰するときは、なかなか仕事が見つからず、ブラック企業に応募して、結局ついていけずに辞めてしまう例が俺の周りでも多くあった。
それで自信をなくして、お金を得る機会を失い、負のスパイラルにハマる場合も実際にある。
これは、自分が駄目なわけではないのだ。
ヤバい経営者が多すぎるだけ。
我慢することを小さい頃から刷り込まれているから、ついていけない自分が悪いと責めてしまいがちだが、過酷な要求をするブラック企業が悪いのであって、無理な要求についていけない働き手が責められる必要はない。
お金がなくては焦る。
しかし、どうせ働くことにするならわざわざ厳しい環境に身をおかずゆっくり働き始めたほうがいい。
そのための仕事は、ちゃんと探せばこの世には存在しているのだから。
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