「セミリタイア」的・週休5日生活にした過程と方法

記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

俺は週に2日だけお金のための仕事をしている。

たまに3日になることもあるけれど、月に1回あるかないか。

週に2日しか働かないなんて、人生ナメてるなんて思う人もいるのかもしれないが、それは価値観の違いだろう。

俺の場合は休みは多いが、当然給料はその分低くなる。

だから節約生活をしているし、普通に週5日会社で働いている人より質素な生活をしている。

だけど収入が低くても俺の場合は節約すればいいだけなので、まあまあやってはいけている。

お金をどんどん稼ぎたい人は、休みはとらずに働けばいいだけだ。

目標の設定が違うのだから、生活が変わってくるのは当然だろう。

俺は単に、結婚してマイホームを35年ローンで買って、その間会社員を続ける……みたいな生活をしたくないのである。

そういうことより、喫茶店にいってコーヒーを飲んだり、本を読んだり、きれいな風景を見にいったりしたい。

というわけでお金稼ぎのための仕事に使う時間はできるかぎり少なくして、自分の時間のある生活がしたいと思って今までやってきた。

当然、紆余曲折があったので、そのあたりのことを今回はまとめて書いておこう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

大学卒業後はいろいろな仕事をして、週5日働いたことも

東京の大学を卒業しても就職しなかった。

前にも書いたが学生時代に一人旅をしていて、会社での労働にすべてを捧げる日本の普通の生活はしたくないな~と漠然と思っていた。

日本の働き方はおかしい? 俺がドロップアウトした理由
俺の人生の大きな転換期は、大学時代に就活するのをやめたときだろうか。 ドロップアウトした理由を聞かれたとしたら、この頃考えていたことをまず話すと思う。 偏差値がそこそこ高い大学に通っていたからか、意識が高い人たちが多く、友達はみんな就活に全...

だけど、まだ実際に理想と現実をすり合わせるほどの経験もしていないので、どうやって生きていけばいいかわからない。

なので、とりあえずバイトから始めた。

他にやりたいこともあったので、基本は週に4~5日くらいは働いていたと思う。

といっても1日でそんなに長い時間は働いていなかった。

前にも書いたが朝に2時間程度デパートの掃除のバイトをした。

無職やニートからの仕事復帰には清掃のアルバイトがいいかも
しばらく仕事をしていないと、新たに仕事をするのが億劫になる。 まだいいか、と思って先延ばしを繰り返して、ダラダラしてしまうこともある。 こういう時間は無駄と思うかもしれないが、今まで働きまくって疲れきってしまっている人の疲れは簡単にはとれな...

掃除のバイトの後にも週に何回か違うバイトをしていた。

その仕事はだいたい6時間くらいで終わった。

ただお金のために働くのも嫌だったので、一応何かの技術が身につくような仕事を選んではいた。

この時、Webサイトの運営補助をやったり、撮影のアシスタントの仕事をしたり、できるだけ興味あることをやった。

社員の誘いはあったが、間違いなく社畜にならねばならない会社だったので断ることに。

また、海外に住んでみたいという欲望があったので、お金を貯めるために週5日で働いたこともあった。

あんまり時間はなくなったが、期間限定だからと割り切れた。

その後、海外に行った。

海外でも仕事をみつけてからは1日4~5時間くらい週5日働いた。

働いたほうが英語の勉強にもなるし、時間も短めでまぁまぁ楽な仕事だったから週5日でもこなせた。

この時の経験が無駄にお金をつかわない生活をする上では一番役にたったと思う。

海外貧乏生活で身についた究極の節約術。不景気で最初は仕事も見つからない状態だった……
以前、海外に住んでいたことがある。 一人貧乏旅行は、平均よりは多くしてきたと思うが、旅行ではどうしてもその国の表面を見る程度の観察しかできなかった。 その経験から、1つの国の状態をじっくり見るには腰をすえて住んでみないとわからないだろうと思...

日本に帰って来てからは、しばらく実家にいた後、東京に出てまたバイトから始めた。

東京は家賃だけでも高い。

そのため週に5日働くことになった。

一応、何かのためにならないかな~と、IT関係の仕事をやった。

このあたりで、満員電車で通勤して、働いて夜に帰って寝るっていう東京都心での仕事に心底嫌気がさしてくる。

東京で「消費&仕事」ばかりの生活に疲れた。もう働きたくない
もう何年も前の話。 あの頃は、東京にいた。 東京には大学入学をきっかけに出てきた。 卒業してからもしばらく住んでいた。 地方の田舎から出てきて、はじめは「渋谷」「新宿」にすぐ行ける距離にあることにうれしさを感じてよく行った。 しかし、そんな...

オフィスでの仕事だったので、じっとしているのが好きでない俺はだいぶストレスが溜まっていた。

そんな中、社員の誘いもあったけれど、社員になっても、もっと時間を搾取されるだけで、さらに自分の時間のない生活をするのも嫌だったので断った。

給料が増えても、自分の時間が減るという対価に合ってないと思っていた。

東京で死ぬまであんな生活をするのは本当に嫌だったので、社員になったら抜け出せなくなるだろうなと思っていたというのも理由の一つかな。

関東から関西に移住して休みを多い生活に

その後また紆余曲折あって、関西に住むことになった。

日本で地元でも東京でもないところに住んでみたいというのがあったので、一つ希望がかなった。

旅行ついでに仕事を向こうで探してから引っ越しの手配をした。

東京に比べたら給料は若干安いが、その比率以上に家賃が安く、働く時間を減らし自分の時間を増やすことが可能になった。

東京なら都心ならワンルームマンションを借りる場合、6~7万、都心まで30分で通える範囲で、最低5万/月はかかるだろう。

大阪なら環状線(東京の山手線みたいなもの)の内側でも探せば3~4万円でワンルームマンションを借りることができる。

中心部に30分で通える範囲なら、さらに安く3万以下のところもある。

京都でも同じくらいで探せるし、給料もそんなに変わらない。

滋賀は関東の人にはあまり目立つ県ではないだろうが、県庁所在地の大津は京都まで電車で10分で行けるし、大阪も40分くらいなのに、家賃は安い。

最低賃金も安くなるが、大阪や京都で働けば、全然問題なく暮らせる。

コストパフォーマンスがいいのは間違いなく関西だと思う。

東京都内は家賃が高いし、貧乏人には住みにくい? 地方移住で物価も安く生活が楽になるかも
家を借りている人にとって、毎月かかる固定費のうち、家賃は大きな割合を占めているのではないだろうか。 節約生活をしている人は、家賃をいかに下げるか試行錯誤してきたに違いない。 家賃が下がれば、働きたくない人は働く時間を減らせるし、低所得者の人...

そんなわけで最初は2つくらい仕事を掛け持ちしていた。

なので引っ越したばかりの頃は週に3~4日は働いていた。

つまり週休3~4日生活。

週休3日~4日、低所得者のゆるい節約。生活費は節約していくらに?
はぁ? ドロップアウト? そんなやつ自分には関係ないし~、と思う人が一方で、 こいつどんな生活してるんだ、と気になるだろう人もいるかもしれない。 俺はもう週5勤務で働くつもりはなくなってしまった。 週5日以上の仕事だと自分の時間がなくなって...
自由に生きるには時間も必要。土日に仕事&節約で週休3日~4日さらに5日に?
学校の義務教育過程で、なんの問題もなく、するりと通りぬけてしまえるような人は、その後、就活も上手にして企業でもうまくたちまわっていけるだろう。 しかし、生来なのか、その後経験的にそうなったのかは知らないが、少しズレた視点でものを考えてしまう...

このとき、片方の仕事は自分には合っていなかった。

だから無駄にストレスも溜まった。

早く辞めたいと思い始めた。

そのうちに仕事をやっているうちに片方の仕事のスキルがそこそこ上がって、給料も高くなったので嫌だったほうを辞めた。

そして週に2日だけ働いて、5日休むという週休5日生活を始めることになる。

仕事を1つ辞めて週休3日~4日を「ほぼ週休5日」にすることにした
今、1つ生活の軸にしている仕事があるのだけれど、それ以外に週1か2日くらいで仕事をしていた。 その仕事は、労働量は少なく楽だしお金も悪くない。 だけれど、仕切っている人があまり仕事をできない人で、それはまだいいにしても、自分のミスを人になす...

セミリタイア的、週休5日生活が定着する

それから数年、この週休5日生活がだいぶ定着した。

週休5日だと自分の自由にできる時間が十分あるから、気分的にだいぶ楽になった。

セミリタイアなんて言葉を知らなかったが、週休5日ならこの言葉の範疇に入るだろう。

俺にはこれくらいの仕事量が一番合っていると思う。

仕事も技術を磨ける仕事なので、つまらなくはない。

そうやっていくうちに、紙一枚の開業届を出してフリーランス(個人事業主)となった。

嫌いな人を遠ざける。フリーランスとしての生き方を選択した年。
2018年が終わった。 早かったな。 あっという間だった。 年々時間が経つスピードが加速している感じがする。 歳を経ることは経験を積むことだし、それによって生きる経験も繰り返し慣れることで、時間の体感も短くなるのはわかってはいるけど早すぎる...

収入としては、もちろん多くはないが、生活するためのお金と自分の時間のバランスとしてはこれくらいが俺にはちょうどいい。

俺の場合は結婚したいとも思わないし、マイホームに何千万ものローンを出してほしくないから、こんな生活をやっていても問題ないんだけれど。

そんなことをするくらいなら、自分で小屋を建てて住みたいと思うような人間だから。

なので、しばらくはこんな生活スタイルで生きていくことになるだろう。

仕事についてはこれからも追記していこうと思っている。

コピー防止のため右クリックは禁止しています
タイトルとURLをコピーしました