就活で失敗しても死なないし「人生詰んだ」とも限らない

記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

俺は就活をしなかった。

あの頃は言葉にできなかったが、今までにやってきた受験勉強に疑問があったし、「普通」に会社に入って働きまくる人生を何十年とやっても幸せになれるのかにも懐疑的だった。

会社説明会で、ずらっと椅子が並べられたところに同じようなスーツを着た大学生たちが並んで、上段に立った企業の人の話を聞いている風景にも違和感を覚えてしまった。

だからと言って、この「普通」の道外れて幸せになれるかはわからないし「人生詰んだ……」とか言うことになりかねない不安はあったが、俺の性格とやりたいことを考えると「普通」の道とは相性が悪そうだったのでやめることにした。

このあたりのことは前に『俺がドロップアウトした理由』に書いた。

日本の働き方はおかしい? 俺がドロップアウトした理由
俺の人生の大きな転換期は、大学時代に就活するのをやめたときだろうか。 ドロップアウトした理由を聞かれたとしたら、この頃考えていたことをまず話すと思う。 偏差値がそこそこ高い大学に通っていたからか、意識が高い人たちが多く、友達はみんな就活に全...

それまで「普通」に学校に行って、「普通」に勉強して受験をした人には就活するのは「普通」のことだ。

受験と同じような、人生の運命を決める1つの試験のようにとらえられているだろう。

実際、「普通」の道をずっとたどってきた人たちには、就活は受験勉強をした努力の集大成だ。

「いい企業」に入るためにこれまで長い時間をかけてずっと受験のための勉強をしてきたのだ。

「ここでうまくいかなかったら、すべてがパーになる」

そんなふうに考える人もいるかもしれない。

しかし、たとえ就活で失敗したとしても、人生は続いていく。

履歴書が空白の無職が"職歴なし・未経験"から正社員に就職する方法はこれだけある
普通の生き方をドロップアウトするのは、自分が圧倒的な少数派になるわけで、誰の性格にも合うわけではない。 特に最初は、今まで一緒にいた普通に働いていたり学校に行ったりしている人たちと比較してしまったり、彼・彼女らと自分が違うことで孤独感に苛ま...
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

就活の失敗で「人生詰んだ」と思うのは早とちり?

就活でうまく行かなかったときは先の人生を想像できないかもしれないが、無理はない。

今までずっと、未来を想像するのが難しくない道を歩んできて、そこを踏み外したんだから。

だけれどその分、何が起こるかわからないスリルもあるし、人とは違う人生を楽しめるかもしれない。

俺は就活をしないで「普通」の道をドロップアウトしたが、その後生きていくために、いろいろな仕事をしながらなんとかやってこれた。

その過程で自分に合う仕事というのがわかってきたので、今は行くのが嫌になるような仕事を選ぶことはほぼなくなった。

大学を卒業する前は、考えてもいなかった仕事をやったこともあったが、意外に楽しめるんだなと発見もあった。

それから海外に移住してみることも実行できた。

これは、仕事をしていて居住地域の縛りがなく自分の自由に意志決定できる環境にあったから選べた道かもしれない。

「普通」を外れたからか、「普通」じゃない人たちとの出会いも増えて、その方が居心地がいいことにも気づいた。

週休3日~4日、ときどき5日なんていうのも、「普通」に会社で働いていたらできないライフスタイルだが、試行錯誤して自分の生活に取り入れることもできた。

週休3~4日の働き方にした理由。週5日も働きたくないよね
週5日会社に通う生活はけっこうな時間を会社にとられてしまう。 「社蓄」という言葉は、会社に人生の時間をむしりとられている状態だ。 「社蓄」状態は、「自由」とは正反対の状態だし、服従するのが相当好きでない人以外は幸福とはいえないだろう。 だか...

「普通」とは違う道には、違った幸せの形があった。

それは以前には全く想像のつかなかったことだった。

だいたい、様々な人間の人生やいろんなことが相まって起こる出来事が重なってこの世の「今」が構成されているんだから、1人の人間の想像なんて簡単に超えてくるのが当然なのだ。

だから先が見えなくて不安もあるかもしれないが、「人生詰んだ」とか「人生終わった」と思いこむのは早とちりかもしれない。

確かに「普通」の道を歩むには不利になるけど、それ以外にも無数に人生の道は伸びているんだし、「普通」の道よりも自分に合ってる道が見つかる可能性もある。

お金なしで生きはじめている人たちも、少なからずでてきている。

たとえば以下の本などが参考になる人もいるだろう。

こういう人たちも、「普通」の生き方に何かしら疑問をもったことが、その道を歩むきっかけになっているようだ。

この人たちのような方法まではいかずとも、「普通」の人生からはドロップアウトしたとしても違う生き方を探せたら人生の大きな喜びになるに違いない。

みんなと違う道を行くのは、最初は心細いし、もちろん辛いこともあるだろうが、その道を生き抜くのは十分やりがいがあるし、生きるに値することだと思う。

「自分に合う仕事」とは?「つまらない」をもう我慢したくない
昔、1人旅でヨーロッパの小国の首都に行ったとき、街の中心にある比較的小さな広場で、仏教僧がきる衣のような服を着た大道芸人の男2人組が目にとまった。 髪は黒く短髪で、目鼻立ちはくっきりしている。 中東からきたような様相をしているが、ユーラシア...
コピー防止のため右クリックは禁止しています
タイトルとURLをコピーしました