東京に人が多すぎて嫌いになりつつある。風邪に感染した2018年の幕開け

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2018年になった。

今年は、年越しで区切りもなく、するりと新年になってしまった感がある。

除夜の鐘の音さえも耳に入ってこなかった。

もっと年末感と新年感を感じたかったものだが、俺の思いと外側の世界の流れというものは、一致するものではない。

仕方ないことだ。

年末に実家に帰省したが、俺の家というのは、俺が生まれたときから半分くらい崩壊していて、年々その度合いを増している。

もう少しでうちの家は終了するだろう、という気配が方々に漂っている。

なので帰っても、「家族っていいよね」とか「安心する」なんてことは1つも思わない。

「この家も終わるしどうしようか」とかそういうことを代わりに考える。

俺は、この家が終わっても生きていくことになるだろうから。

埃の溜まった家の掃除をしたり、いつものように喫茶店やカフェに行ってたら、あっという間に年末年始を過ぎた。

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東京が嫌いになりつつある。その魅力は薄れ人ごみにまぎれて疲れた

実家からの帰り道の途中で東京に立ち寄った。

昔の友人に会うためだ。

日が落ちた新宿駅、人の波。

やはり東京は人が多すぎる。

夕方の電車では座れないし、立っていてもすぐに隣に人が来るくらい満員だ。

こんなに狭い場所にこれだけの人がいるなんて俺にとっては苦痛でしかない。

東京に友達が住んでいなかったら、電車で素通りしているだろう。

それくらい俺にとっては東京という街に魅力を感じなくなってしまった。

小さい頃は、電車の車窓からあのビル郡をみるだけでワクワクしたものなのに……

あの頃は、単に消費が楽しかった。

原宿に行って裏原宿と呼ばれていた場所なんかにいって、店の中に並んだものを見ているだけで心が高鳴った。

表参道や明治通りを歩いているだけで、何か新しいものがあるんじゃないかとワクワクした。

そういう時代だったし、俺自体に経験も判断能力もなく若すぎた。

今の俺には、都会のネオンサインが哀愁を帯びたものに見えてしまう。

東京で「消費&仕事」ばかりの生活に疲れた。もう働きたくない
もう何年も前の話。 あの頃は、東京にいた。 東京には大学入学をきっかけに出てきた。 卒業してからもしばらく住んでいた。 地方の田舎から出てきて、はじめは「渋谷」「新宿」にすぐ行ける距離にあることにうれしさを感じてよく行った。 しかし、そんな...

東京の人ごみで風邪に感染か? 高熱にうなされる

東京を経由して、住んでいる関西の家に帰った。

次の日に高熱にうなされる。

悪寒と頭痛。

風邪をひいたらしい。

ダルいしどうしようもないので、寝込む。

インフルかと思ったが、次の日には熱は落ち着いた。

幸い、次の仕事までは日にちがある。

何年かかけて働く日数を減らすことができてよかった。

3日くらい寝込んだだろうか。

食欲はあって、食事をとって寝まくったら落ち着いた。

久しぶりの風邪だった。

東京の人ごみでウイルスをもらってきたのだろう。

人が多い場所に行かなければ、風邪なんてほとんどひかない。

それは俺がこっちに引っ越してきてからの生活で実証している。

2018年、今年の行方は?

年末年始はこんな感じでいつの間にか過ぎていった。

歳を増すごとに、時間が過ぎるのは早くなるというのは、実感としては当たっていると思う。

今年もあっという間にすぎていくのだろうか。

そのあっという間の時間を、やりたくないことには使いたくはない。

時間とお金、どのくらい大切? 自分の幸せとは何かを考える
俺は所得だけで考えれば低所得で貧乏だが、時間に関しては少し豊かな生活を選択している。 ほぼ週休5日生活。 年間休日は270日くらいか。 前に、なぜドロップアウトしたのかについては簡単に書いた。 週5で働いて、さらに残業も多く土日まで働かせら...

何の興味もないつまらないことで、お金のためだけに何時間も働きたくない。

できる限りやりたいことだけをやって、良い時間とともにありたい。

今の俺は過去の時間が集積してできている。

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生活と人間観察
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