生活の不安が発生か? 年末に考える人生の「安定」

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今年ももうすぐ終わり。

実家に帰るので、また青春18きっぷを買った。

このシーズンは新幹線は高いし、込んでるのであまり乗りたくない。

近くのチケットショップに行って、18きっぷがあるかと尋ねると、すでに完売していた。

JRの駅で買えばあるだろうが、その道のりが面倒なので、他のチケットショップへ歩く。

ここでも完売。

マジかよ……

こんなに売り切れるもんなのかよ、青春18きっぷ……

仕方なしに、年末必要になりそうなものを買いもとめながら歩いていると、もう1つチケットショップに通りがかった。

「すいません……18きっぷありますか?」

そう尋ねると、店員のおばさんが「4回券ならありますよー」とはきはきと答える。

思い立ったところに立ち寄れるから5回分全部使えるものが良かったが、4回分のものしかないなら仕方ない。

それしか残ってないということは、今回は4回分で移動しろという、そういう流れなのだろう。

運命には従うほかない。

この青春18きっぷで、鈍行列車に揺られながら、今回の文章をつらつらと書いている。

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「安定」を求めて、いつのまにか型にはまった生活をしていた2017年

親戚から頼まれたものを探して買いに行ったりしていたら、あっというまに年末の日々はすぎてしまった。

はっきりいって、もう今年は何もしたくなかったので、ボーっとしたかったのだが、やることというのは次から次へでてくる。

もうスイッチを切ってしまいたい。

何も考えたくない。

そんな心持になっている。

それでも、何も考えないことなんてできなくて、年末っぽく今年を振り返ってみたりする。

今年は俺の思ったとおりになったのだろうか。

もちろんそんなわけがない。

予想外のことは起こりまくった。

年始に計画していたことは、俺にはよくあることだが盛り込みすぎて終わらなかった。

だんだんと安定してきた仕事も、今年も終わりくらいになって条件を変えられたので、来年は今の会社との契約を変えることになるかもしれない。

まあ、安定なんていう概念が幻想だって、『これのこと』でジョーイ・ロットも言っていた。

そんな勝手な「安定」というイメージにとらわれるから苦しくなる。

安定なんてものはないんだと。

そうだ、おれは最近はその「安定」というイメージに少しとらわれ気味だったのかもしれない。

世界は俺の頭の中より大きいんだから、予想外のことが起こるのは当然なのだ。

というか、自分の頭の中にあることに生きることをあてはめようとすると俄然生活がつまらなくなる。

だったら変化に身を任せよう。

偶然とかランダムな出来事にあえてのってみようか。

そういうことが今年は足りなかった感じがする。

ちょっとは思いつきで、フラッと出かけてみたりはしたけど、週休5日生活ならもっと自由にやろうと思えばできるはずだ。

というわけで、来年は偶然をもっと意識して直感的に行動してみようと思った。

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