ブラック企業の社員になって社蓄化するくらいなら、バイトしたほうがいい

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ブラック企業で、朝から夜遅くまで働かせられて、
心身ともにクタクタになって、
小さな幸せも感じないくらいの疲れた状態に追いやられてるのなら、
さっさとやめてしまったほうがいいかもしれない。

ブラック企業は個人のことなんて、
ただの「人材」、
つまり人という材として、100人、1000人のうちの1とか
そういう数字でしか考えられてない。

「ブラック企業」、「社蓄」、「過労死」、
などの言葉が象徴するような労働環境が少なくない状況だ。

そんな中で、企業側もイメージを悪くしないように
「人財」などと「人は財産だ」みたいなことを言うところもあるようだ。

人が「財産」と呼ばれるものを扱うときには、その状態を定期的に調べたり、メンテナンスしたりするだろう。

たとえば、別荘を持っている人なら、その別荘の状態をチェックして、
調子の悪いところがあったら、一定期間休ませて修理する手配をするに違いない。

そうだとするなら、人を財産として扱っている企業はどれくらいあるだろう

従業員の様子をどれくらいよく見てるんだろう。

熱出しても会社行くような空気が充満してるし、有休だってちゃんと使えないところが多いのに。

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ブラック企業にとって個人の人生なんてどうでもいい?

俺の友人や知人にも、
働かせられすぎて、心も身体も疲れきってボロボロになった人が何人かいる。

みんな責任感がある人たちだからか、
自分が悪いと思って、疲れていても耐えて頑張るのだけれど、
どこかで限界がきて、身体か心に異常をきたす。

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もしかしたら、自分が仕事をできないからとか責められているのかもしれないが、
個々人には適性というものがあって、
努力しても、なかなか伸びない分野だってある。

仕事自体が、その人にあってないこともあるのだ。

特に大企業だからとか、給料がいいから、
ということだけで仕事を選んだ結果、
そういう辛い状況になってる人は、
これからの人生や人生の意味をよく考えたほうがいいかもしれない。

大企業だってブラック企業の可能性はあるし、従業員の人生の責任なんてとってくれない。

疲れは自分が思っているより簡単にはとれない。

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働きすぎて、うつ病などになってしまえば、治すのにも時間がかかるし、再発のリスクもある。

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ブラック企業の利益のために、人生の大事な時間を犠牲にすることに何の意味があるのか。

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ブラック企業の仕事に喜びはあるのか……

ブラック企業と言われているところの末端の従業員をみると
全く喜びが感じられない。

わかりやすいのはブラック企業の巣窟とよく言われる飲食業だろう。

そういうブラック企業の店舗にいけば、
やたらに「テキパキと行動させられてる」のがみればわかるし、
みんな忙しくてピリピリしてるし、
失敗すれば怒鳴り声も聞こえてくるし、
表情も無理に作っているのがわかるし、
しゃべることもマニュアルどおり。

笑顔にも無理がにじんで見える。

まるで機械のように働き方だ。

どうみても楽しそうではない。

これを何のためにやっているかといえば、
当然、企業の利益を増すためで、
その利益は結局、ほとんど企業のトップや株主に還元されるだけ。

末端の従業員はエネルギーも時間も搾り取られる。

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自分の人生とブラック企業の未来のどちらが大切か

どうしようもないくらい多忙な状況におかれているにもかかわらず、
自分の給料を時給換算して、
求人紙にのってバイトの平均的な給料と比べて安かったら、
やめることを考えたほうがいいと思う。

働くことで相当なスキルを得られるなら別かもしれないけど。

自分がだめになっても企業は存続していくが、
あなたの人生はズタズタにされるだけだ。

「自分がいなくなったら迷惑がかかる」なんて考えるより
まず自分が精神的におかしくなる前にやめてしまったほうがいい。

言葉ではきれいごとを言うかもしれないが、
ブラック企業は10人、100人、1000人中の1人としてしか
本音では社員のことを見ていないし、
代わりはいくらでもいると考えているのが本音だ。

本来なら、あまりに従業員に対して、
対価に釣り合わない過酷な労働を課しているなら、
「もうはたらかねーよ」と
退職やデモやストライキとかが頻繁に起こって、
業務もうまくまわらなくなるはずだ。

俺が海外に住んでたときは、デモを頻繁にみたし、
ストライキで飛行機が飛ばなかったり、電車が動かなかったり、
お店も休業に追い込まれたりすることもあった。

それで経営者側も、労働条件の改善案を了承する場合もあるし、
そうでなければ、ストライキは続いて、経営側もダメージを受ける。

こうやって働く側の言い分を伝える方法がちゃんと機能していた。

でも日本では、労働者側の力が弱すぎるし、
それをまとめる団体の力が弱まってるからか、
ストライキなんてほとんどみないし、ブラック企業の寿命も短くない。

こんな環境が常態化しているのだから、
まだまだブラック企業は淘汰されることはないだろう。

そんなところで心身をボロボロにされて、
病んでしまうのは、もったいない。

仕事なんて、いくらだってあるんだから、
ブラック企業にそこまで人生を振り回される必要性はないはずだ。

バイトしてたほうが数倍の幸せを感じれるということも十分ありえるし。

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そもそも仕事は人生の一部のことであって、仕事=人生ではない。
(そうしたくてやっている人は、その人の自由だし良いと思っています)

自分が幸福にならなかったら、幸せな世界はやってこない。

自分は世界の一部だが、その部分がいくつも組み合わさって世界はなりたっているのだから。

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