宗教のようなブラック企業に新卒で入社した彼女の辛い毎日

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ブラック企業は、この日本ではいたるところに存在する。

無報酬で当然のごとく残業させる。

労働者に暴言を浴びせかける。

休日まで仕事させる。

ちょっと周りの人に話を聞けばこんな話いくらでも出てくるだろう。

それくらい日本ではブラック企業の存在は身近にある。

基本的に会社を興すのは元手の資金がある人ならだれでもできる。

大した仕事をしたことがない人でも金さえあれば会社を使って人を使える。

別にやりたいことでもないのに、金になるからという理由で会社をやっている人もけっこういる。

あと、そういう人たちはネットワークみたいなのがあって、~が儲かるみたいな話を会う度にしている。

そういう中で儲かりそうならやる。

金さえあれば誰でも経営者にはなれる。

人格が破綻していても経営者にはなれる。

そして、だいたい2代目や3代目のドラ息子みたいなやつが社長になっている会社はブラックなことが多い。

前にも下の記事でブラック企業については書いている。

ブラック企業が生まれる理由の1つをカフェで見た
お昼前の時間にカフェで本を読んでいた。 このカフェは収容人数をできるだけ多くしたいのかテーブルの間隔が狭くて、となりのテーブルの話が丸聞こえだった。 男の二人組みが座っているのだが、声も大きく、俺が本を読んでいても、耳に入ってくる。 「Aさ...

今日は俺の身近でブラック企業の話をまた聞いたのでそれを紹介しよう。

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新卒で入社したブラック企業だった彼女の不幸

しばらく前に仕事で一緒になった子がいる。

彼女はまだ20代。

新卒で入った会社が現在の職場らしい。

何回が仕事で一緒になっていたので顔見知りになっていた。

この間、ちょっとした空き時間に話をしていたら、突然に

「私、仕事辞めようと思ってるんですよ」

と言い出した。

彼女に何があったのだろうか

社長に社員全員で全力で謝る異様な光景

「会社が宗教みたいなんですよ~……」

彼女が言うには、その会社は社長を教祖に拝みたてる新興宗教のようであるらしい。

「これ、みてくださいよ!おかしくないですか?」

見せてくれたのは、社内で連絡をLINEを使ってとっている会話。

俺に見せてくれたグループチャットには、社長が「なんでこんなミスが出てくるんだ!!!ふざけるな!!!」とか言ってキレている。

それに対して社員が次々に謝罪の言葉を次々に連ねる。

「申し訳ありません。私がチェックしなかったがために……」

「私も見逃していました。すみませんでした…」

詳細を聞いてみると、1人の社員がミスをしたらしいのだが、それに対して全員の責任となり、とにかく全員で謝るのがその会社の慣例となっているらしい。

自分が関わっていないことでも、関連付けて謝らないといけないのだと言う。

社長は、そんな謝罪には耳を傾けず怒りをぶつけ続けていた。

「これでお金もらうのは詐欺ですよ!!!」

こんなことが起こっているのだから、当然他の場面でもおかしいのがあるだろう。

ポエムのような社訓を聞かされる

これに加えて、会社ではどこかで聞いたような精神論的なことを毎回聞かされるらしい。

「お客様の笑顔が私たちの宝だろう?違う?」

「いつも全力!!それでこそ結果がでるんだよ!」

当然のごとく、こういうフレーズが口からでてくる。

LINEにも他にポエムのような社訓を投稿してくるらしい。

自分に言い聞かせて自分で実行するならおおいに結構だが、こういうのを押し付けてくるのはパワハラに近い。

だが飼いならされた社員は、「その通りです!」と社長をあがめ続けている。

サービス残業は当然。社長に写メを送る毎日

こんな会社だから、残業代がでないのは想像がつく。

毎日、18時の定時で帰る人間は皆無。

会社の玄関を出る代わりにやるのは、18時の写メをとって社長にメールを送ること。

これを残業をしていないという証拠にしたいんだろう、ここの経営者は。

写メを送った後も、終わらない仕事を続けて、帰るのは22時以降になるのが普通なのだとか。

経営者に搾り取られる労働者の姿がここにもある。

社長が2~3代目で家族経営の会社はブラック企業の可能性大

この会社も多分に漏れず、2代目社長で親の会社を継いだ息子がその座についている。

突然思い付きのように命令を下してきて、そこに問題点があって社内を混乱させることでも批判ができない雰囲気があるらしい。

こういう会社によくあるように突然に消える社員もいる。

結果、残った社員はイエスマンばかりに。

まともな判断力をもった人は辞めてしまうため、入社してまだ数年の社員が部長をやっていたりするのだとか。

現在いる社員も辞めようと思って、辞表を出した人間もいたのだが、呼び出されて一対一で話をした後、なぜか丸め込まれて今は従順な飼い犬のように働いているのだという。

だれも社長の意見に異をとなえず、崇めたてる。

この会社の社長はやはり教祖のような存在になってしまっているのだろう。

ブラック企業と新興宗教っていうのは、共通点があるのだろうな。

宗教のようなブラック企業を辞めたい彼女の今後は?

今回話をした20代の彼女も最初にあたった会社がこんなところだったというのは不運だ。

しかし、こういう話は日本ではよくきく話なので、「不運」とされみなされないくらいかもしれない。

ブラック企業であることが普通とか自然だと思わされるくらいに多い。

残業なんてみんなしてるし……みたいに考えてしまう。

「教育」とマスメディアによって洗脳され大多数に流されてしまいやすい日本人には、しょうがないということになって、なかなか減らないのだろう。

みんなしているから、いいというわけではない。報酬がでない労働は、ただの搾取だ。

ただでさえ安い賃金で働かせられているのなら、サービス残業でさらに搾取されているというわけだ。

そんな状態なら、みんなで一斉に働くのをやめて会社に行かないっていうのをやればいいが、労働組合がないとそんなこともまとまらない。労働者は骨抜きにされている。

俺は彼女にそんなところは早くやめて、どうせやるならまともなところで働いたほうがいいという話はしたが、そもそもまともなところの方が少ないのが現状なのかもしれない……

彼女は前から辞めようと思っていたらしく、今月にでも辞表を出すと話していた。

でも社長が恐いので、退職代行を使うかもしれないとも。

こういうところに退職代行が使われる例があるんだなと一人納得した。

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