人生に疲れたとき「一人旅」が効く人もいる。その効果とは?

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この間、本を読むことで人生の方向性が変わったということを書いた。

人生の転機にはいつも本を読む。価値観と人生の方向性を変える読書。
相変わらず、仕事はだいぶ減らしている。 というかほぼやっていない。 ほぼ無職状態。 その代わりに今は本を読むのと、ヨガと瞑想をしている。 これがけっこう効いたかも。 おかげで、自分の中でまた少し世界の見方が変わりそうだ。 転機にやることとし...

他にも俺の人生の方向性を大きく変化させたことがある。

それは海外への一人旅だ。

たぶん、一人旅をしていなかったら、俺も大学を卒業してから大企業に入ってマイホームを作るというような日本の普通の人生を目指して人生を送っていたと思う。

その道の方がいいじゃないか、という人もいるだろう。

だが俺の人生では、なぜか偶然が重なりそういう方向には進まなくなった。

今日は俺の人生と海外への一人旅について書こうと思う。

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俺が海外一人旅をするようになったきっかけ

俺が一人旅を始めたのは大学生の頃だ。

たまたま大学で出会った人がよく一人旅をしていた。

渋いバーの店員とかバイトしているところも変わってたし、留年もしていた。

若干、普通とはズレたその雰囲気からか俺も彼には興味はあった。

その人が俺にも一人旅を勧めてきた。

「人生観変わるから絶対行った方がいい」と。

それで一人旅に出てからは、旅行といったらほぼ1人旅ばかりしている。

なぜかといえば他の人と一緒の賑やかな旅では味わえない体験ができるからだ。

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では、一人旅と誰かといく旅行で何が違うか。

そのあたりのことを以下にも書いていく。

一人旅の効果

一人の時間が増える。人生に疲れたとき、悩んでいるときに効く

誰かと一緒に行く旅行と一人旅で何が違うのか。

1つは、1人だといろいろなことを考える時間が増えることだ。

誰かといる場合、会話することが多くなるので、自分の内面と対話することができない。

たとえば、自分の行きたかった場所にいっても、友達と会話しながらとか、気を使ったりしていると、その場をゆっくり自分の内側で感じることができないのである。

会話というのは、意識の注意力をかなりとられるものだ。

これは写真を撮るのに夢中になっている場合も同じ。

いくら美しい景色をみたり、神秘的な光景に自分がいても、会話に意識をとられたり、写真を撮るのに夢中になっていては、その場を自分で感じる体験は薄れてしまう。

「ただ観光地に行ったこと」を目的にした消費のための旅行というのは、自分の内面の変化につながる出来事が起こりにくい。

もし、あなたが何か変化を求めて旅行するなら、一人旅を選んだ方がいいと俺は思う。

また、人生に疲れたとき、何かに悩んでいるときに、思いがけない効果を呼び込むこともあるのでやってみるといいかもしれない。

一人旅は偶然の出会いやハプニングを起こしやすい

一人旅は偶然が入ってくる余地が大きい。

余裕のある日程を立てて、偶然をうけいれてみるといいだろう。

偶然は思ってもいない変化を運んでくることがある。

俺は20代の頃は、1か月くらいの予定で海外旅行をしていた。

1か月ともなると、行くだろう国くらいはなんとなく決めるが、泊まるところも移動手段も決めていくことはない。

向こうに行ってから、どこに泊まるか、どうやって移動するかを決める。

1つの場所に最低3泊くらいして、ゆっくり街を歩く。

同じ場所に1週間以上いることもある。

そういうことをしていると、自然と知り合いになる人も増え、その会話の中でどこがよかったとか、あの宿は最悪だったとか、いろんな情報をくれる。

また一緒にどこかに行こうと誘われることも少なくない。

旅の後も付き合える友人ができることも少なくない。

俺の場合、今も仲の良い友人には、海外一人旅をした時に出会った人が複数いる。

しかし、予定がギュウギュウに詰まっていたらそういうことは起こりづらい。

これは人生を生きていても同じことで、いつも忙しくしていて予定がギュウギュウに詰まっていると、偶然を受け入れて人生を変化させる機会を失うことになると俺は思っている。

もちろん、一つの価値観に従うだけで一生を送れるある意味ラッキーな人がいることも否定しない。

でもそれで幸せになれるのはほんの一部の人たちだけだろう。

このページにたどり着いてしまったあなたはそういう類の人たちではないはずだ。

初めての海外一人旅はもちろん怖いし寂しい

一度も一人旅をしたことがない人が躊躇するのは、一人ゆえの寂しさや心細さかもしれない。

もちろん俺も、最初は怖かったし寂しかった。

当時ほとんど日本人があまり行かない国に行ったのもあって、周りは完全に未知の人ばかり。

飛行機を降りて、電車の乗り方もしらないし、英語もよくわからなかった。

勇気を振り絞りなんとなくの英語でインフォメーションカウンターの人に聞いたりして目的地へのきっぷを手に入れた。

宿もお金がないので複数人が一緒に寝るドミトリ―だった。

ここでも英語がまだまだ全然できなかったし、海外慣れもしてないので会話しても名前を聞くとか基本的なやり取り以外は全然わからなかった。

それでも親切にしてくれる人は海外の人でも、旅行している日本人にもいるもので、そういう優しさに救われて、初の海外一人旅を終えた。

この最初の一回の海外一人旅は、もちろんすんなりいったわけではなかったが、ここからその後も何度も一人旅に出る勇気を得ることができた。

人生に疲れた時、一人旅が今後を変えるかも

人生に疲れたと感じている人、前から何か自分のいる場所に違和感がある人、いつも何か違うと思いながら生きている人に、俺はオススメできるのは上記に述べたように一人旅をすることと、前に述べた本を読むことだ。

絶対に変わるという保証はできないが、少なくとも「今いる場所しかない」という思い込みを解いてくれる機会が訪れやすくなると思う。

実際、俺も読書と一人旅によって、人を縛りつける価値観とは距離を置けるようになった。

たとえば、俺が子どもの頃や20代の頃は日本だと、ほぼ一生働くことに人生を捧げるのが普通だと思っていたが、読書をしたり、旅行していろいろな人の生活を見たり、人と話をしてみたら、それが一部の人たちの思い込みなんだということに気づいた。

一人旅が今の日本で生きやすくなることに直結するかはわからないが、日本に帰ってきたときに、いつもの風景を少し違った視点で距離をとってみることができるようになれる可能性は高いと思う。

自分の精神・内面を変えてくれる良本を読んだ時も同じことが起こる。

読書と一人旅は、人生に行き詰まりを感じていた俺には、今までも大きな手がかりを与えてくれたし、これからもそうなんだろう。

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