日本の夏はとても暑い。
最近、知ったのだけれど、夏に限っていえば、インドネシアのバリ島よりも日本は暑いみたいだ。
毎日、外を歩くだけでTシャツは汗で濡れてしまう。
足にも大量の汗をかく。
1日で両足あわせてコップ1配分の汗をかくといわれているが、夏にはさらに汗がでているだろう。
スニーカーを履いていると、足の中が汗で蒸してしまう。
そんな状態では雑菌が繁殖しやすく、匂いの原因にもなるし、水虫になってしまうこともある。
こういうことを踏まえると、夏は通気性のいい靴を履きたい。
1番いいのは、サンダルだろう。
サンダルなら通気性は抜群だ。
俺も去年、サンダルを新しく買ったのだが、これが履きやすいし、丈夫だし、しかもなかなかカッコイイ上、手ごろな価格で買えるといういい事尽くめだったので、今日はそのサンダルを紹介しよう。
履きやすく、かっこいい、丈夫、しかも安いサンダルはビルケンシュトックのアリゾナEVA
俺が愛用しているのは、ビルケンシュトックから出ているアリゾナのEVAだ。
すでに知っている人の多いだろうが、ビルケンシュトックは230年以上の歴史をもつドイツのブランド。
人間の足の起伏に合わせたフッドヘッド(靴が足裏に直に当たる部分)で履きやすさには、非常に評判がある。
アリゾナというモデルは、1973年に誕生していて、ビルケンシュトックの定番モデルとして世界で愛用されている。
履きやすいし蒸れない。非常に使いやすいサンダル
実際に1年以上履いてみて思ったのは、ビルケンシュトックのアリゾナEVAはサンダルとして非常に履きやすいということだ。
先に書いたフッドヘッドが足の裏に沿うようにできているし、他のサンダルに比べてソールが厚く仕上げられており、1日街歩きしても疲れにくい。
形としては2ストラップ型のサンダルで、金具の留め方で自分の足の大きさに合わせられるし、サンダルを履いているとよく起こる靴擦れがしにくい作りとなっている。
最近は、Tevaのサンダルに代表されるように、かかとまでストラップで留める感じのデザインのものも流行っているが、あのタイプだと、長時間履いたときに、かかと部分がすれて靴ズレを起こしやすい。
足の指2本でホールドするタイプのものも、指の間に負担がかかり皮が向けやすい。
その点、このアリゾナの2ストラップ型は、靴ずれをおこしにくく、さらに靴下も一緒に履いていたら、靴ズレを心配することは皆無なんじゃないかと思うほどの履き心地。
150g前後(サイズによって違う)と卵3個分くらいの重さなので、一般的なスニーカーより軽いんじゃあないだろうか。
旅行にこのサンダルを履いていったこともあるが、スニーカーを履いているときと同じくらい足は疲れにくかったし、夏の暑い日でも足裏が汗で蒸れにくいので快適だった。
防水素材でできているため、洗えるし、海川にもそのまま入れる
このサンダルの名前の最後につくEVAというのは素材のことで、特徴としては軽量で耐水性をもっており、ウォッシャブル、つまり洗える。
元々あったEVA素材ではないコルク仕上げのアリゾナの場合、足の汗や汚れを吸ってしまうのでソールが黒くなりやすかったのだけれど、このEVA素材のモデルはそういうことが起こらない。
また、海や川にそのまま入っても問題ないし、乾くのも早い。
雨の日に履いていっても、ソールに水がしみこみ不快感がでることもなかった。
丈夫で壊れにくい、つまりコスパのいいサンダル
すでにこのビルケンシュトックのアリゾナEVAを履いて2年目だが、壊れる気配がない。
夏は暑くて足が汗で蒸れるので、スニーカーを避けて、こればっかり履いているけれど、未だ壊れた箇所はない。
丈夫で壊れにくければ、長く使えてコスパがよくなる。
来年の3年目もこれで全然いけそうだし、約3500円で買ったと思えばかなりいい買い物だったと思う。
足ツボが押される感じがして健康にもよさそう
ビルケンシュトックはもともと医療用に人間の足にあったサンダルを作っていたので、機能とデザインがうまくマッチしている。
先にも言ったように履きやすいのはもちろん、個人的に感じたのは、フッドヘットが足の裏の土踏まずあたりのツボを微妙に押しているような感じがして、それも気持ちいい。
もしかしたら、東洋医学的には、ツボも押されて健康にいいのかもしれない。
ビルケンシュトックのEVAは環境にも優しいサンダル
ビルケンシュトックは、環境にも配慮している企業で、サンダルを処分したときのことまで考えられており、このEVA素材は焼却しても環境を害するダイオキシンなどを排出することもない。
ビルケンシュトックのサンダルは無駄がない機能美でかっこよくおしゃれ。いろんなファッションに合わせやすい
ビルケンシュトックのサンダルや靴に全般的にいえることだが、機能美からくるデザインなので無駄がなくかっこいい。
俺の買ったアリゾナは、どんな服にも合わせやすい。
キレイめのファッションにも、ストリートやアウトドアよりのファッションにも合うので、夏は毎日のように履いているし、出番も多くなっている。
他のサンダルと比較するなら、たとえばクロックスは、俺から見るとだが野暮ったいデザインだし、キレイめの恰好には合わないと思う。
どちらかというと、クロックスはコンビニなどでよく見かけるためかコンビニに履いていくための専用のサンダルにみえてしまう。
あのサンダルはデザインとして内側が洗いにくいし、臭う人にもよく出会う。
そんなことから、いくら流行っていても、クロックスではビルケンシュトックにはデザインも機能も勝てないと俺は思っている。
Teva(テバ)のサンダルのデザインは、いろんなスタイルに合わせやすいし、けっこうかっこいいとは思うけれど、かかとがすれるという点で履きやすさが少しマイナスかなと思う。
ビルケンシュトックのEVAシリーズは値段も安い
従来のビルケンシュトックのサンダルは、他のサンダルに比べて値段も高めだった。
アリゾナの元のコルク素材のものは5000円~6000円くらいが平均だ。
クロックスのサンダルが2000円台ということを考えると、ちょっと高いと思う人もいるだろう。
しかし、このEVA素材のモデルは、3000円台~4000円台が平均販売価格と安くなっており、購入しやすい値段になっている。
アリゾナでなく、1ストラップタイプのマドリッドというモデルなら2000円台でも買えるところがあるくらいだ。
このくらい手の出しやすい価格帯だと、買う側としては嬉しい。
これだけ履きやすく機能的なサンダルで、しかも安いとなれば、他のメーカーはどうやって勝負すればいいのか心配になるくらいだ。
1年と少し実際に履いてみて、ビルケンシュトックのアリゾナEVAは、夏でもスニーカーしか履いていなくて足裏の汗で内側が蒸して気になっていた人、履きやすいサンダルを探している人、またコスパのいいサンダルを探している人にもオススメできるサンダルだと俺は思う。
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