ネットが社会に普及して、ネットショッピングが日常のこととなり、クレジットカードを使って決済をすることが多くなった。
ネットで買い物をするときに着払いで現金決済をすれば、手数料が300円くらい取られることが多く、貧乏な俺みたいな存在には見過ごせない金額になる。
300円なら、ドトールやベローチェなどの安めのカフェでコーヒーが1杯飲めてお釣りがくる値段だ。
俺は1回分のコーヒー代を抜いてまで現金決済したくはない。
現金決済は、宅配便で届けにくる前に現金を手元に置いておかなくちゃいけないし少し面倒なのもある。
銀行振り込みにしても、振込み手数料が200円くらいとられることが多い。
200円でさえ、卵や牛乳が買える値段だ。
自炊をして節約している身としては、1日数円の単位で食材の値段をみているのだから、200円の手数料はやはり見過ごせない。
クレジットカードさえあれば、この200円~300円の手数料を気にしなくてすむようになる。
だが、お金がない貧乏な層にもクレジットカードは作れるのか。
やってみれば作れるものなのである。
実際に俺は無職だったときにクレジットカードを作ることができたのだ。
そのときのことを話そう。
完全ニートだった俺が審査に通ったクレジットカードは楽天カード
俺が無職のときにつくったクレジットカードは楽天カードである。
楽天カードとは、楽天市場で有名な楽天グループのクレジットカードだ。
なぜ俺がこのカードを作ったかといえば、
・ネットで調べた結果、無職やニート、フリーターでも審査が通りやすい
・年会費が無料
・入会時にけっこうなポイントがつく
・楽天で買い物をすることもあるので、ポイントが貯まれば節約できる
・海外旅行保険もついている
という理由からだ。
無職やニート、フリーターでも楽天カードの審査に通るのか?
俺は当時、海外から帰ってきたばかりの完全無職だった。
クレジットカードはもっていたが、年会費が3000円くらいかかるカードだった。
お金がない自分としては3000円でさえも節約したかったから、年会費無料のカードを探していた。
ネットで様々なカードを吟味した結果、楽天カードは無職でも通りやすいとの評判があった。
なので、とりあえず審査をしてみた。
ちなみにこのときの審査に関わる自分の状況として挙げられるのは、
・奨学金の支払いはしていたが、他にローンはなかった
・クレジットカードで支払いの延滞をしたことはかなり昔にはあったが、直近2~3年のうちにはなかった
・海外から帰ってきたばかりだったので自宅住まいだった
などだろう。
自宅住まいだと、家賃がかからないというふうに見られ、プラスに働いたのかもしれない。
支払いの遅延は、連続でやり続けていなければ、支払いを終えて6ヶ月くらいが経過すると大きな問題にはならないようだ。
他でローンを支払い中の人は、審査でマイナスになるみたいなので注意したい。
(俺はちょっとの買い物ではローンは組まないことを人生の基本方針にしている)
また、このときに審査を応募したのは楽天カード1社のみだった。
いくつものクレジットカードを同時に応募すると、審査が通りにくくなるのでやめたほうがいいらしい。
審査に落ちると、一定期間は次のカード審査にも影響するようなので、できるなら受かりやすいところから審査に応募するべきだ。
クレジットカードの年会費は無料
楽天カードは年会費が永年無料なので、持っていても維持費がかかることはない。
ネットショッピングできて、その決済手数料も節約できて、年会費も無料なら、クレジットカードを持っていないのに比べてかなりの節約になるだろう。
クレジットカードには、年会費がかかるところと、かからないところがある。
年会費がかかるものは、やはり金持ちの所得の高い層向けのカードだ。
年会費がある分、空港のVIPラウンジが使えたり、保険や保障が充実していたりするものが多い。
しかし、無職だった俺は空港のVIPラウンジなんて使うはずがなく、保険や補償にお金を回せるわけもなく、全く関係のないものだった。
年会費は最低でも2000円~3000円くらいかかるので、そこは無職やフリーターなら節約したいところだ。
こういうことを踏まえると、楽天カードはフリーターや無職の人にとって、ちょうどいいカードと言えるだろう。
楽天カードは入会時に大量ポイントのつくお得なクレジットカード
楽天カードは、入会時に一定のポイントがもらえる。
入会前にキャンペーンに登録するとか、カード発行後1ヶ月以内に1度の決済をするという条件はあるが、5000円以上分のポイントをもらえるときが多い。
楽天市場に出店している店のジャンルは幅広いので、このポイントを使えば、欲しかったものを安く購入できて節約になるかもしれない。
俺も、ちょうど趣味の関係でほしいものがあって、ポイントを使うことで安く購入することができた。
今、何か買わなければならないものがあって、しかもクレジットカードも作る必要のある人は、楽天市場をチェックして値段を比較し、ポイントを使ってどのくらい安く商品を買えるかを見てみるのもいいかもしれない。
楽天カードを使って買い物をするとポイントが思った以上に貯まる
楽天カードでお得になるのは楽天市場だけではない。
遠出するときには楽天トラベルを使って安いカプセルホテルやホステル、ゲストハウスを予約するし、楽天オークションで中古品を買うときもある。
そんな俺にとっては、クレジットカードを使うことでポイント還元率が上がるのは嬉しい。
だいたい楽天のクレジットカードを使うことで2倍になるし、キャンペーンと組み合わせると10倍以上にまでポイントが上がるときもある。
また、公共料金や携帯代金などの毎月かかる固定費を楽天カードで払うことで、ポイントは意外なほどに簡単に貯まる。
ネットショッピングサイトではアマゾンを使うことがそれまで多かったのだけれど、楽天のほうがポイント還元率が圧倒的に高いので、買うものによってアマゾンと楽天市場を使い分けるようになった。
同じような値段で送料も変わらない場合が少なくはないので、そういう場合は楽天市場で楽天のクレジットカードを使って買い物をすることにしている。
年会費無料なのに海外旅行傷害保険が付帯している
格安航空会社が台頭してきて、ますます海外に旅行しやすくなった。
台湾、韓国、中国などの近隣諸国なら往復でも1万円くらいでいけるので、たいしてお金がない俺のような人間でも旅行できなくはない。
海外へ行くときは、多くの人が万が一の場合を考えて海外旅行保険に入る。
海外旅行保険はそれだけで申し込めば、旅程が3日程度のものなら1000円程度~、7日程度なら2000円程度~になり、1ヶ月なら7000円以上と、長期になればなるほどにバカにならない金額になる。
実際、保険の保障を使うことは圧倒的に少ないので、お金にシビアな人ならできるだけ節約したいのが本音だろう。
楽天カードをもっていれば、この海外旅行保険もついているので、その部分も節約できる。
しかも保障内容も、年会費無料のカードの中ではトップクラスだ。
これだけの特典がクレジットカードについてくるなら、一石二鳥である。
ただし、この楽天カードの付帯保険は、出国前にツアーの旅費や航空券代金などを楽天のクレジットカードで購入したときのみに機能する保険なので注意は必要だ。
無職、ニートやフリーターでもクレジットカードが必要なら審査をしてみる価値はある
楽天カードの審査をネットで応募してから1週間くらいで、無事クレジットカードを手に入れることができた。
こんな俺でも審査に通るのだから、審査なしみたいなものなんじゃないかと思えるのだが、落ちる人もいるのが現実だ。
無職だったからだろう、最初は利用限度額が5万~10万円程度と低かったが、使用して1年を経てからは利用枠が広がった。
無職やニート、フリーターの人は、この期間は自分が信用ある人間だということの証明をするための期間だと思って、利用額内で支払いは延滞なく着実におこなっていこう。
利用枠が低いほうが、収入の低い人にとっては、出費しすぎないようなリミットになるので、かえっていいかもしれない。
とりあえずクレジットカードが欲しい人には、楽天カードは審査も通りやすいし、普通のクレジットカードとしては十分に使えるカードだと思う。
先にも言ったが、もし応募するなら、同時にいくつも申請するのは審査にマイナスに働くので、申請は1つのカード会社だけにしておこう。
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