現在は夏休み中。
もう夏が暑い過ぎるので、長めの休みをとっている。
今年も、お盆の時期に関東の実家に帰省した。
いつもこの時期には18切符を使って、普通列車で帰る。
新幹線で帰れば、時間は半分以下で帰れるが、お金も2倍以上かかる。
たしかに時間と常に戦っているサラリーマンの人たちは新幹線以外に選択肢はないだろうが、移動に時間をかけてもお金をかけたくない人というのも存在する。
そんな人には10000円と少しでJR線の普通列車が5日分乗れるから、ちょっとした旅行にちょうどいい切符だろう。
そういうわけで今回も18切符を使って、関東まで往復してきたので、そのときの経験を含めて、途中で何ができるかを書いてみたい。
18切符を使って東京~大阪間など東海道線を移動するなら、あえて途中下車するのはおすすめ
普通列車でも1日で関西から関東まで行けるが、8時間以上はかかる。
これを弾丸で乗り継いでいくこともできるけれど、それだと8時間移動しっぱなしになる。
忙しいので食事も駅のコンビニで買うくらいしかできないだろう。
そうなると、移動自体に飽きてしまう人も出てくるに違いない。
だったら、途中の駅で降りて、街を散歩したり、昼食や夕食を食べてみるのもいい。
電車に同じ姿勢で乗り続けていると、腰や脚が疲れてくるが、途中下車はそれを解消するにもちょうどいいと思う。
俺は弾丸で帰るときもあるが、こうやって途中駅で降りて、街をフラフラしたり、何を食べるか目星をつけておいて食事をしにいったりするのも、なかなか楽しいものだ。
どうせ時間をかけるなら、その時間を楽しみたいので俺は最近、途中下車をけっこうしている。
18きっぷを使って東海道線を移動するとき途中下車するのにおすすめの駅
温泉も散歩も楽しめる熱海
熱海は18切符を使っていたら、関東に向かうにしても関西に向かうにしても、多く場合、乗り換えする必要がある駅だ。
なので、立ち寄り易い駅だといえるだろう。
すぐに乗り換えられる場合が多いが、あえて乗らないで何本か後の電車に乗ればいいだけの話。
熱海は、昭和のときに人気の温泉地だったからか、ちょっと古びたお店が多くて、昔の情緒が残っている。
駅から海に向かう道が坂になっていて、道沿いに多くのお店があって楽しい。
ちょっと散歩をするには格好の場所だ。
温泉好きな人は日帰り温泉に立ち寄るのもアリだろう。
夏は多くの人が集まるので、パリピに出くわすこともあるが、冬なら静かに過ごすことができると思う。
浜松は餃子を試すのもあり。チーズケーキもなかなかうまい
東海道線の普通列車に乗っていると、浜松も乗り換えで降りることが多い駅だ。
浜松は餃子が有名になっているので、興味のある人は一度降りて食べに行ってみるといいだろう。
駅の中には「石松 JR浜松駅店」があるし、駅を出て少し歩けば、「むつぎく」という店もある。
浜松の餃子は、なんとしても食べなくてはならないほどにはおいしいとは思わないが、確かにキャベツの甘さは特徴的だと思う。
駅ビルに、チーズケーキで有名な「まるたや洋菓子店」という店も入っている。
ここのはレアな部分もタルトの部分もいいバランスで、なかなかおいしいチーズケーキだった。
また、浜松の街は政令指定都市だけあって、なかなか大きく、面白そうな個人店も点在している。
ちょっと街歩きするのも悪くないかもしれない。
浜松は関西と関東を行き来するには、ちょうど中間くらいの場所なので、休憩するにはちょうどいい場所だと思う。
名古屋はみそカツ・きしめん・台湾ラーメンと食事するには困らない
18切符で関西に帰ってくるときは、だいたい、名古屋あたりで夕食を食べる。
名古屋は、みそカツだったりきしめんだったり、喫茶店に個性があったりで、食事をするにはなかなかいい場所なのかもしれない。
東海道線の普通列車でいくと、名古屋では特に乗り換えを必要としないが、お腹がへったな~と思うときには、ちょっと降りてみるといいだろう。
名古屋駅にも「矢場トン」のみそカツ、「住みよし」のきしめん、台湾ラーメンの「味仙」など選択肢はそこそこあるし、さらに広げたいなら中心部の栄も地下鉄ですぐだ。
湘南の海沿いを散歩するなら鎌倉。夕日も綺麗
海が好きだ。
海で夕日を見るだけでいい時間が過ごせる。
そんな俺は、鎌倉を散歩するのがけっこう好きで、鎌倉で降りて海を見にいくことが多い。
まあ、鎌倉は1日いても飽きない観光地でもあるため、18切符でフラっと立ち寄るにはむいていないかもしれないが。
18切符だけで行くなら、東海道線の大船から乗り換えて鎌倉までいくか、藤沢駅から江ノ電にのっても、鎌倉の海沿いにはいける。
鎌倉駅近くの大きい通りは結構人がいるが、路地にいけば当然少なくなるし、鎌倉の場合は路地だからといって風景がつまらないわけではない。
極楽寺のあたりから稲村ケ崎に抜けていく道が俺は好きで、そのまま七里ガ浜まであるいて夕日を見て帰ってくる。
鎌倉で夕日をみるのを18切符を使う旅でやるには、関西方面から朝早くにでてきて東京に泊まる場合なら可能だろう。
または鎌倉かその近くに泊まってもいいかもしれない。
辻堂や茅ケ崎にも砂浜のある海岸はあるが、駅から遠いので、散歩するには不向き。
18切符使うなら、時間に余裕をもって途中下車するのも楽しい
これは東海道線だけに限らないけど、18切符を使って弾丸移動するのも節約には1つの手だが、途中下車して寄り道して旅行しつつ帰るのも楽しい。
目的地まで何泊かするのもアリだろう。
俺は今回、熱海で1泊だけした。
熱海で泊まったことはなかったし、上にも書いたが熱海は自分の好みの雰囲気が漂っている街だからだ。
前に寄ったときは、昼間だったので、今回夜の熱海の姿をみることができて、また一興だった。
次はさらに時間を使って、もっとマイナーな駅にでも降りてみようかなと思っている。
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