働きたくないのは人に雇われたくないだけ? 会社を辞めても稼ぐ方法を考える

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しばらく前に遠くに住んでる友人がやってきた。

1年ぶりにあった友人は、会社にかなり無理を言って2週間くらい休みをとり、国内を旅行中だった。

彼女の関心は最初は料理にあって、1度東京に出てきて飲食業に従事していたのだが、食べ物への関心が深まり自給自足に興味がでてきて自分のペースで生きていきたいと思い始めた。

それをどうやって実現できるか考え、今は東京から遠く離れた場所に住んで農業に従事する会社で働いている。

地方移住には「地域おこし協力隊」参加が第一歩になるかも

しかし、農業への興味は尽きない一方で、だんだんと会社の上層部との考え方の違いが大きくなっているのだという。

人手不足で経営に関することを任されすぎて、ほとんど現場に出れなくなるしサービス残業が増えるしで不満が募っているらしい。

このまま仕事を続けても、お互いのズレは大きくなるばかりなので、会社を辞めて店舗つきの家を借り、無農薬の野菜を使って料理を提供するお店を運営する生活に移していきたいと言っていた。

最初から理想通りの店をやるのは難しそうなので、最初はお店を週に何回か開きながら、何かバイトをしつつ、少しずつ環境を整えていきたいそうだ。

彼女は飲食業に従事していたときに様々な場所で働いてみたことがある。

飲食業はブラックな労働環境が多いといわれるが、彼女が働いていたところもその例外ではなく、休みも少なくて、帰りが深夜になることも多かった。

食にまつわることを仕事にして、提供した料理を食べた人に栄養を十分採ってもらい健康になってほしいという気持ちをもっていたが、作っている自分のほうが不健康な暮らしをしている現状に矛盾を感じていた。

さらに、雇われている状態のため、言いたいことを言える環境になく、不満があっても腹の底に溜め込んできた。

そんな経験からも、今後もずっと誰かに雇われていくのは嫌だと思っていた。

だから、自分の店を出すのは1つの目標だった。

この間、店舗が見つかったので、今までの会社の仕事を減らす予定で開店の準備に入るところだという報告を電話くれた。

「雇われるのが合わないのかも。自分でやるのは楽しいし、ストレスが全然違うんだよね」と彼女は嬉しそうに話していた。

これから、改装費用を節約するためにも内装をできる限り自分と友人の手を借りて改装するのだと言う。

もともと、自分の手を使ってモノを作るのが好きなその友人にはこういう作業も楽しみでもあるのだろう。

将来的には自然農法で作った野菜を提供する店をやりつつ、自分で畑もやって、そこで採れたものも料理に使っていきたいという。

彼女のように、会社で働くのが合わない人というのは少なくないと思う。

今日は、そんな会社に雇われたくない人がお金を稼ぐ方法について考えてみる。

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独立したり自営業やフリーランスを始めるのは、昔に比べて簡単になっている

会社や誰かに雇われてる状態だと、どんなに頑張っても、労働組合の力がほとんどない日本では、雇う側の力が圧倒的に強く、不満があっても交渉する機会がないし、頑張っても給料はほとんど上がらない。

だけれど、雇われるのではなく、独立して自分で何かをやれば頑張って売り上げが上がったとき、その分報われる

やりたくないことは、自分でやらないという意思決定もできるし。

お金にはなっても、気が乗らない自分の考えとは合わないようなことを拒否できる。

雇う側になるので人間関係も、ある程度自分で選べる。

だけれど、自分で何か仕事を始めるのは難しいと思うかもしれない。

お金も手間もかかるし知識も必要で、障壁も高そうに見えるし。

それが、ネットが普及したおかげで、個人的に何かを始めるのもそこまで難しくはなくなった。

ネットなら自分の店を持つことが簡単になった

昔は自分で店をやるとなると、店舗料や広告費だけでもかなりのお金が必要だったが、今はインターネットが普及したおかげで、ネット上でお店をやるくらいなら初期費用がグンと下がっている。
ネットの決済システムBASEカラーミーショップなんかを使えば、若干の手数料はとられるが、自分のクレジットカード決済をわざわざ一からプログラムすることなく、簡単に設置できる。

BASEの詳細はコチラ

カラーミーショップの詳細はコチラ

メルカリラクマなどのフリマアプリを使えば、たくさんの人がやってくる場所に自分の商品を並べることも簡単だ。

メルカリの詳細はスマホでコチラのQRコードを

ある程度、売れる商品を持つ人は、楽天市場やヤフーなどのようなネット上のショッピングモールに出店することも、物件を借りて店を出すのに比べたら圧倒的に格安ですむ。

webページ制作は知識がなくてもできるように

ウェブページをつくるのだって、HTMLやCSS、Java scriptなどのプログラミングの知識がない素人でもWordPressを使う方法をちょっと本を読んで勉強すれば、そこそこ立派なウェブページを作れるようになる。

WordPressの運用に特化した『wpXレンタルサーバー』

パソコンをいじるのが苦手で、ちょっとした手間も面倒ならお金をつかって手間を省くという手もある。

お金に余裕がある人はJimdoなどを使えば、写真や文字を考えるだけで、さらに簡単にホームページを作ることができるはずだ。

Jimdoの詳細はコチラ

何か好きなことや技術スキルがあるなら、ネットで稼ぐことも可能かも

スキルがある人は、ネット上で在宅仕事を受注するのも簡単

ライティング、翻訳、プログラミング、デザイン、イラストなど、すでに何かの技術があって仕事ができる人なら、CrowdWorks(クラウドワークス)Bizseekなどのウェブサイトを使ってフリーランサーとして仕事を得ることも可能だ。

仕事の受注先によっては詐欺みたいに安く受注しようとする人もいるので注意が必要だが、そこは自分のほうでも相手をきちんとチェックしてから仕事を受ければ事故は防げる。

仕事を取ることは、そんなに難しいことではないので、スキルのある人はチャレンジしてみるといいだろう。

CrowdWorks(クラウドワークス)の詳細はコチラ

Bizseekの詳細はコチラ

ITスキルを持っている人は週2~3日の仕事でも高収入に?

またITスキルを持った人に限って言えば、ネットをつかってフリーランス案件をさがせば、いい条件の仕事をみつけることができるかもしれない。

たとえば、レバテックフリーランスというエージェントがある。

ここはフリーランスの人に企業からの仕事を仲介するところだ。

なので、転職エージェントと同じでエージェントに出向いて、経歴や希望の条件について話をする必要があるが、週2~3日で20万円以上などフリーランスのための好条件の仕事もあるようなので、気になる人はチェックしてみよう。

自分で案件を探す以外にも専属のスタッフがついて仕事を紹介してくれるので、一人でやるよりは見つけやすいはずだ。

レバテックフリーランスで仕事を見てみる

このほかにも、すでにフリーランスの人には有名なCrowdWorks(クラウドワークス)がITの専門職向けに運営しているクラウドテックというエージェントもある。

こちらは、電話での面接もOKのようなので、エージェントに出向くのが面倒と思う人にもいいかもしれない。

クラウドテックの詳細はコチラ

知識が溜まっている人は、本を書いて収入に?

本を1冊くらい書けるくらいの知識がある人は、自力でアマゾンのKindleダイレクトパブリッシングをつかって自著を電子書籍として販売できるし、さらに手を省きたいならパブフルみたいなサービスを使えば、紙の書籍や電子書籍を出版し流通させることもそこまで手がかからなくなっている。

考えをまとめて相手に伝わるように書く能力のある人は試してみるといいだろう。

パブフルの詳細はコチラ

スキルなし、仕事としては未経験でもネットを使えば稼げるかも

自分には何もないと思っている人もいるかもしれないが、人生相談や恋愛相談のように、そんなの仕事になるの?みたいなことでも工夫すれば、ココナラなどの「知識やスキルを売り買い」するためのサイトを使えば副業としてお金を得ることができる可能性もある。

実際にサイトをみてみればわかるが、いろんなお金の稼ぎ方が世の中にはあるのだ。

知識・スキルの販売サイトココナラの詳細はコチラ

実際に店をやるのも、全部を外注して任せればお金はかかるが、上記の友人のように、できるところはホームセンターで材料をそろえて自分でやったり友達に手伝ってもらったりすれば、店舗付の賃貸物件を借りて毎月の住居費と同じくらいの金額で商売も始めたり、必要経費をかなり下げることが可能だろう。

昔は商売を始めるのは障壁が高くて手を出しにくかったが、現在はネットが普及したおかげで一般の人でも自分でお店をもって独立したりフリーランスで何か始めることが難しいことではなくなっているのだ。

ハンドメイドアクセサリーで稼ぐことに成功したフリーランスデザイナーの人生
俺の友人には普通に会社で週5日働いている人は少ない。 自分で作ったものをネットで売って生計を立てている人や、店舗に出して売っている人や、写真や映像の仕事をフリーランスでしていたり、適当な仕事をしながら音楽をやったり、絵を描いていたりする。 ...

会社や学校で生きづらい思いをしてきた人は、自分で独立したりフリーランスで何かを始めるのもアリかも

自分に合った働き方を見つけることは、多くの人にとって人生の大きな目標の1つだろう

どんな社会に溶け込むのも大して難しく感じず、人に雇われて、言われたことをしているほうが楽だという人もいる。

一方で少数派なのかもしれないが、学校や会社の集団社会で違和感を感じ続けてきたり、うまくいかずに仕事が続かない人もいるのも確かだ。

大多数側でないと日本の社会ではものすごく生きづらいのが現実。

そういう人は、その自分の性格を無理して大多数の人間がいる社会に合わせようとしないで、自分で生きる道を作っていくほうが結果として幸福度が高くなるかもしれない。

自分に合わないことや好きでもないことをやり続けていれば、モチベーションもあがらないし、気分を害することも多く、最悪、心身のどちらかに以上が出て病気になったりして無理がたたる可能性もある。

仕事で「疲れが取れない」身体と心を回復させる本当の方法
人は、無理をすれば疲れる。 だが、日本には無理をするのが称えられる社会風土があるため、暗黙のうちに無理を強いられる。 たくさんの仕事を抱えながら残業している人や、ブラック企業で休日まで働かされている「社蓄」などとも呼ばれる人たち、子育てをし...

そんな無理をするよりも、自分にあった生き方を探っていくほうが、金銭的にどうなるか保証はないが、やりがいはあるし、生き物として自然なんじゃないか。

日本の教育では体育の時間の「前ならえ」のように、権威者に対して従順になることを延々と教え込まれているし、家父長制の名残のある家族システムも「親は大切に」とか「逆らうな」ということを無意識に刷り込むので、自分で何かを自分で始めるような人が育ち難い社会構造になっている。

しかし、インターネットが普及したことで、会社で働きたくない人は、自分で何かを始めることをやりやすい時代になりつつある。

状況はある程度整いつつあるのだから、あとは上に従順になっている自分の頭を書き換えるだけだ。

人にはそれぞれの性分に合った生き方が各々にある。

上記の友人以外にも、下の記事に書いたように、Tシャツ屋で生計を立てている人、路上で占いをやって生活している人なども知人の中にいる。

東京での忙しい労働生活→うつ病。地方移住が人生の転機に……
俺が1人旅をしていたときに出会ったTさんの話をしよう。 彼は東京出身で、学校を卒業して東京で働いていた。 Tシャツを作る仕事で、デザインをやったり発注の業務や細々した雑用業務もこなす。 仕事は順調に覚えていったので、仕事もどんどん任された。...

みんなと同じである必要はない。

金銭的に心配なら、最初はバイトなどの雇われ仕事をやりながら始めたっていい。

みんな最初はそんなものらしいし。

俺自身も、キャリアとか出世とかそういう生き方はドロップアウトしてるし、会社で働くのはもう頭にないので、個人でやれる仕事を始める準備をしている。

今やっている請負仕事も会社を通さずに仕事を得れるようになれば、その分収入が増えるのでさらに無駄に働かなくてすむようになるかもしれない。

今年は、その準備を少しずつ進めていこうと思う。

↓フリーランスになりやすい職種についても書きました

フリーランスとして独立しやすい仕事とは? 職種別のなり方も
基本的に、日本で普通に教育を受けると会社で雇われて一生働くことになる人が多い。 雇われていれば、お金は毎月入ってきて、福利厚生もあって、自分に合っている人はそれでいい。 むしろ、自分の個性が雇われることに合っていたというのは、この社会ではか...
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