引越しは、工夫しないとかなりの費用がかかる。
お金に余裕のない人にとっては引越し費用は大きなものとなり、その後の生活で出費分の節約を余儀なくされてしまう。
そうならないためにも、どうにかして引越し費用は抑えたいところだ。
引越しの一連の手続きで、まずやるのは、次に住む部屋探し。
この部屋探しが、引越し費用を安くするためには1番重要になってくる。
敷金や礼金、仲介手数料で、上手く節約できれば10万円単位で費用が違ってくるのだ。
部屋の契約が終わったら、今度は荷物をどうやって新しい部屋に運ぶのかを考えなければならない。
引越し業者に頼むのか、レンタカーを借りて自分でやるか、または別の方法を考えるか。
引越し業者を決める段階で、費用を安くするために俺がやってきた私的節約法を以下に書いてみる。
引越しを安くしたいなら、少なくとも業者に一括で料金の見積もりで比較を!
引越しをするなら、引越し業者を頼むのが一般的だ。
お金に少し余裕がある人、誰かの手を借りるのが手間な人には、引越し業者に頼むのが手っ取り早いのは確かなこと。
引越し業者を手配すれば、作業員を1人~数人連れてきてくれるし、引越しの運入出も手早く済ませてくれる。
ダンボールやガムテープなどの引越し準備に必要な梱包類も届けてくれる引越し業者も多い。
だが、できるだけ引越し費用を節約したい人は、ここでもお金の出費にはシビアになろう。
引越し業者を使うにしても、どの業者を使うかで数万円違ってくることも少なくない。
見積もりを出してもらうのは無料なので、業者を決める前に必ず引越しの料金見積もりを出してもらおう。
たとえば引越し見積サイトには引越し侍や【LIFULL引越し見積もり】などがある。
サイトをみればわかるが、引越元と引越先の詳細を入力すると料金を教えてもらえる。
申し込むと引越し業者から電話がかかってくる。
その際に荷物の量を伝えて料金を聞ける場合もあるし、実際に業者が家に来て料金を決める場合もある。
このときに最初に言われる値段は信じてはいけない。
かなり高めの値段を言われる。
「他にもいくつかの業者が見に来るので……」と言って、踏みとどまろう。
ここに比較サイトを使った意味がある。
いくつかの業者との対応をしなければいけないので少し手間はかかるが料金はグッと下がる。
おそらく2月後半から3月にかけての繁忙期以外は、最初の値段から3割が5割は値引いてもらえるだろう。
なのでこういった比較サイトで見積を出してもらい、実際に料金を比較して業者を決めたほうが確実に引越料金は下げることが可能になる。
引越し侍の特徴は提携業者が多いということ。
大手はもちろん、比較的小さい地方の業者などとも提携しているので、できるだけ多くの業者と比較したいという人はコチラがいいだろう。
小さい業者は契約をとるのに必死なので、けっこう値段交渉しやすい。
引越し侍は、そういう小さい業者も含まれているので、その分電話がかかってくる回数は増える。
LIFULLの場合は、業者は大手が多めの傾向があるので、大手の中で安いところを決めたい場合はコチラがいいと思う。
その分、電話がかかってくる回数は少し減るので手間が減るはずだ。
引越し侍の詳細はコチラ
【LIFULL引越し見積もり】の詳細はコチラ
長距離の引越しなら、必要なものだけダンボールで送り現地調達した方が安い?
引越しは当然のことだが、長距離になるほどに高くなる。
たとえば、俺の経験だと、以前に関東から関西に引っ越したときに料金見積もりをだしたら8万を超えた。
このままだとかなりの出費になるので、どうにか工夫する余地はないかと、宅急便でどのくらいになるかを調べてみた。
調べたところ、大きい荷物を減らして、他はダンボールに入れて宅急便で送ったほうが安いことがわかった。
大きいものは下の表からもわかるが「ヤマトの家財便」で配送できるが、洗濯機1つで8000円以上かかる。
それだったら現地で中古で必要なものを調達したほうが安いので、冷蔵庫やレンジ、洗濯機などの生活家電は、メルカリやヤフオクなどを使って値段を調べ、安い値段のものは購入し引越し日に合わせて配送してもらった。
メルカリでは、大型家電を引越しのタイミングまでに、できるだけ早く処分したい人たちがいて、そのタイミングにあえば、普通の中古相場より安く買うことができる。
→メルカリの詳細はこちらのQRコードをスマホで読み取ってください
近場の人で取引すれば、配送代がその分安くなるため、引越し代を節約できるだろう。
ジモティーというサイトも引越しのときに必要なもの、いらないものを売るのに役立つ。
地域別に分かれているのがジモティーの特徴で、基本的に物理的な距離が近い人から購入することができて、送料もその分安くできる。
ヤフオクは、オークションで落とすのに少し根気がいるが、運がよく他に同じ商品を落札したい人が少ない場合、かなりお得に商品を落札することが可能だ。
地域のリサイクルショップは、一定額以上買うと、配送も無料で引き受けてくれるところが多く、そうなるとかなりお得に買い物を済ませることができた。
関東から関西に引越しをしたときに合計いくらになったかというと、
・ダンボール8箱をゆうパックで送って、約1800×8=約15000円
・冷蔵庫をヤフオクで送料込みで6000円で落札
・洗濯機はメルカリで送料込み6000円
・レンジは現地のリサイクルショップで4000円で配送もしてもらう
・机や椅子、リサイクルショップで合計5000円ほどで購入
・布団は古くなったので新しくネットで日本製で洗えるものを約8000円で購入
これら合計で約45000円で済ませた。
以前に使っていたもので、そこそこの値段で売れそうなものはメルカリやヤフオクで、大した金額にならないものは、まとめてネットオフで売ってお金にした。
引越しのときは洋服を整理するチャンスでもあるので、使わなくなったものは、フクウロの買取サービスを利用して買いとってもらった。
もちろん現地で買ったものも、次に引越しで使わなくなるなら、そのときに売ることができるので後にお金に戻すことができる。
そう考えると、合計が4万円よりも安くなることもあるだろう。
このように長距離の場合は宅急便を引越しの手段として使ってみると、意外な節約となるかもしれない。
引越し、近距離ならレンタカーを借りれば費用が安い……かも?
同じ市内などの近距離の引越しの場合、自分でレンタカー屋でトラックを借りて引越しすれば、1万円以下で引越しが済む。
ただし、誰か友達の手を借りないと大きいものが運べないので、手伝ってくれる友人がいない場合は、難しいだろう。
しかも、手伝ってくれた友人にお礼で食事をおごったりしていると、引越し屋を頼んだときとそんなに料金は変わらなくなる場合もある。
友達に気を使ったりするのが苦手な人は、上記したように引越し業者に頼む方法のほうが、気軽に引越しできるだろう。
引越しするときは自分の現在の状況をよく踏まえて安い引越し方法を選ぶ
荷物の移動がやっかいな引越し。
方法はいろいろだ。
時間がない人は業者に頼むのが手っ取り早い。
長距離で、ちょっと手間をかけられる人なら、上記で紹介した、ダンボールを宅急便で送り、大型のものは現地調達する方法が節約できるだろう。
レンタカーでの引越しは、近距離移動の引越しで快く手伝ってくれる友人がいるなら安く済む場合もある。
適切な引越し方法を選択し、引越し費用を節約することにこの記事が貢献できたら幸いだ。
※以下にも引越しに役立つ情報が……
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