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東京での忙しい労働生活でうつ病に。仕事を辞めた後、地方へ移住したことが人生の転機だった

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俺が1人旅をしていたときに出会ったTさんの話をしよう。

彼は東京出身で、学校を卒業して東京で働いていた。

Tシャツを作る仕事で、デザインをやったり発注の業務や細々した雑用業務もこなす。

仕事は順調に覚えていったので、仕事もどんどん任された。

だが、労働時間は仕事が増えれば当然長くなり、最初に提示されたものよりずっと長く、深夜まで働くこともよくあった。

労働時間が長くなれば、当然身体にはその分負荷がかかる。

最初はどうにかこなせていたが、日が経つにつれ家に帰れば、どっと疲れがでるようになってきた。

休日に外にでるのも億劫に。

徐々に精神的にも疲弊して、「だるいなぁ」と思うことが多くなり抑うつ状態が続くようになる。

友人の助言で精神内科に行くと、うつ病と診断された。

薬を飲みながら仕事を続けようとはしたが、ある日の朝、布団から出れなくなる。

一度、しっかり身体も精神も休めないとダメだと思い、仕事を辞めて、自宅で身体を休めることにした。

時間を経るにつれ、身体は少しづつ回復してきたが、精神のほうは回復傾向にはあるものの元には戻っていなかった。

そんなところに九州のある島に移住した友人から、遊びに来ないかと声がかかる。

気分転換にいい機会かもしれないと思い行ってみることにした。

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うつの原因は東京? 島に滞在していたら、うつの症状が消えていった

島についてまず感じたのは時間の流れが違うこと。

そりゃあ当然だろう、コンクリートジャングルとも比喩されるビルばかりの風景を毎日見ていたのだから。

ビルというのは狭い面積にいかに多くの人間を入れ込むのかを考えた結果生まれたものだ。

短時間にできる限り大きな成果を求められる効率主義は仕事だけでなくて、そういう都市の形にも出てくる。

島には、経済性だけを考えて、ビルやマンションをつくりまくる人もいないし、いかに短時間に多くのお金になることをやるかを考える人はこんな場所に住まない。

だいたい人間より、木々や動物の方が多いような場所だ。

いたるところから海も見える。

そんな場所なのだから、効率主義全開の東京から来たTさんには、この島の時間がゆっくり感じられるのは当然だ。

友人の家に泊まっていたので、大してお金がかからなかったということもあり、Tさんはその島に1ヶ月ほど滞在した。

1人で散策に出かけたり、海を眺めてボーっとしたり、友人と一緒に移住者のグループとも交流した。

そのグループにいた人たちというのが個性豊かで、様々な人生の軌跡を描いてここにたどり着いた人たちだったので大いに刺激も受けた。

1ヶ月後には精神的にも復活してきていた。

島に残ればいいのに、と友人からの勧めもあったが、とりあえず東京でもう一度やってみようという心持ちになっていた。

東京での生活に戻ったが、うつ病が再発。意を決して島へ移住

それから東京に帰って、またTシャツ制作の仕事を始めた。

精神も回復したし、順調に仕事をこなせるかと思っていたが、数ヶ月でまた同じような症状に。

これはいけない。

同じことの繰り返しだ。

Tさんは、東京が自分に合わないのかもしれないと思うに至り、島への移住を考え始めた。

どうやったら移住できるか。

いろいろと調べていると、たまたま見ていたリゾートバイトの検索サイトで、島での住み込みの仕事を見つけた。

これは何かの転機なのかもしれない。

そう考えて意を決して、仕事に応募してみたら採用された。

東京の仕事は辞めて、島へ移住。

最初は、仕事場から1部屋を貸し出してもらっていた。

ホテルでの仕事なので、全然違う仕事だったが、何とかこなせる仕事だった。

島で暮らしていれば、自然と知り合いも増える。

そのツテで貸家を安く提供してくれるという話が回ってきた。

Tさんは、職場の部屋にずっといるつもりもなかったので、その話にのって家を借りることに。

家は中心からは少し遠いが3DKくらいある家で、1人には十分な広さ。

築年数は40年くらいでかなり劣化してはいたが、改修すればなんとかなりそうだ。

東京に比べれば破格な家賃だし、島で暮らしたいという気持ちも強かったので迷うこともなかった。

これなら生活にも余裕はできるし、スペースもできたので、前にやっていたTシャツ作りを再開しよう。

そう思ったTさんは、空いた時間を利用してTシャツ作りを始めた。

しばらくして、ちょっと無理してやっていたホテルのバイトも契約更新を機にやめた。

地元の人や移住者のグループから草刈や農園での仕事の話が回ってくるので、そういう仕事をしながら生活費を稼いだ。

東京でやっていた仕事が役立った? 地方への移住生活で転機が!

Tシャツをつくるのはいいけれど、どうやって売ろうか。

引っ越した家は家は、観光スポットにいく道の途中にあったので車は通る。

看板は出したけれど、目をとめてもらうにはインパクトが弱い。

そこで、道沿いに物干しスタンドと物干し竿を置いて、作ったTシャツをつるしてみた。

もちろん、すぐには客は来なかった。

その間、島で感じたことや観光スポットをモチーフにTシャツのデザインを増やし商品をさらに充実させていった。

しばらくすると車を止めてみて行ってくれる人がぽつぽつと増え始め、Tシャツを買って行ってくれる人も出てきた。

徐々に口コミで話題を呼び、売り上げが伸びて、島のお土産屋にもTさんの作った商品が並ぶようになる。

気づいたら他にバイトしなくても暮らしていけるようになっていた。

後に、住んでいた土地と家を100万程度で購入し、改装と増築を加えて現在もそこに暮らしている。

東京のような都会が住みやすい人もいれば、田舎のほうが住みやすいと感じる人もいる

環境や場所が、人を育てる。

人間だって、自然の一部だ。

木々や草が、その性質に合った場所でないと育たずかれてしまうのと同じで、人間でも環境が合わなければ育たず栄養不足で枯れてこともあるのではないか。

たとえそれが生まれ育った場所でも、うまく育たない場合もあるのかもしれない。

それでも運よく自分の性格に合った場所にたどりつけば、Tさんのようにその芽を伸ばして、その芽を開花させる人もいる。

東京のような経済中心で効率性を重視するような場所でバリバリに働いていける人もいれば、都会で生まれ育ったにも関わらず、その環境がどうも合わないと感じる人もいてもおかしくはない。

だいたい都会と田舎という極端な2つの選択肢しかないというわけでもない。

都会と言っても東京のようにどこまでいってもビルばかりみたいな超都会みたいなところもあれば、地方都市のように少し行ったら田園風景もあるような場所もある。

田舎といったって、街にでるのに何時間もかかる場所もあれば、都市部まで1時間もかからずいけるのに家賃もグンと安いところもある。

いろんな場所に住んで自分に調度いい場所を探っていくというのも、1つの人生の楽しみになるのではないだろうか。

仕事はどうするんだという声が聞こえてきそうだが、Tさんのようにリゾートバイトから始めるのも1つの手だし、俺の友人には「地域おこし協力隊」をきっかけに地方に移住した人もいる。

あなたも「地域おこし協力隊」として活躍してみませんか?

「仕事はどうにかなる」と移住した友人の多くが言う。

地元民との関係も気になるところだが、すでにその地域に移住者が入っている場合は、そのコミュニティがいい緩衝材になり、良好な関係を保ちやすいらしい。

そのほかにも、現在はインターネットもできるし、昔よりは、地方移住の障壁はずっと低くなっているのは間違いないだろう。

自分の生き方が、都会での生活とは合っていないと感じている人は、移住を試してみるのも1つの人生の進め方としてはいいかもしれない。

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