時間が足りないと俺の生活の質は下がる。だから土曜・日曜日は働くことにした

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ほしいものがいつでも、すぐに手に入る社会。

そういう社会を成り立たせるには、裏で人間が大変な思いをしなくてはいけない。

だからみんな忙しい。

さらに、日本に蔓延した労働観とお金への欲望が追い打ちをかける。

会社を経営する人は、利益を最大限に追及するために、人件費を削るし、労働者に労働条件以上に働かせる。

週5勤務で、残業が多くて、朝会社に行って深夜まで働かされる人も少なくない。

そんな社会で雇われ労働者になって生活するだけのために働いていたら、疲れきってしまう。

仕事がやりたいことでなかったら、さらに辛い。

何のために生きているかもわからなくなる可能性さえある。

俺は結局そういう人生からはどうにか逃れたいと思って悪戦苦闘してきたんだろう。

その結果、土日は働くことにして、平日に休みを増やす生活にすることになった。

今日はそのことについて書こうと思う。

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土曜日と日曜日に働くことにした理由

土日は街に人が多いし、どこに行っても混んでいる

土日は俺にとっては働く日。

土日というと、休む人は一般的に考えて多いし、外出するにも混んでいる傾向にある。

前にも言ったとおり、俺は人ごみが嫌いなので混んでいる場所はできるだけ避けたい。

通勤ラッシュ時の満員電車を避けてストレスを減らす方法
俺は人ごみが嫌いだ。 人がたくさんいる場所にいるとストレスでできることならすぐにでもその場を離れたくなる。 平日に週5日働いていたときなんて、大多数の人たちと同じような生活リズムで1日を過ごしていたから、人ごみを避けるのが難しく、ストレスが...

なので平日に休みを増やしたほうがいいと思った。

平日なら、基本的にはどこに行っても、ウジャウジャと人がいることはない。

そして、たとえ人気のお店でも並ぶこともなく入れることが多い。

友達の多くは土日休みかもしれないけれど、あえてそこで働くことで、どうでもいい誘いを断りやすくなる。

となると、飲み代やイベント参加費などの出費は減って、稼ぐ必要もなくなるわけだ。

誘いが減るのは最初は寂しいかもしれないが、どうしても会いたいと思うような友人なら、向こうもこっちもどうにか会う日をつくるものだ。

よって、本当に自分に必要な友人関係が残る。

「普通」をドロップアウトした人間としては、無駄に派手な人間関係は必要ない。

土曜・日曜の仕事で働くと給料が高い傾向がある

土日というのはなぜかみんな休みたいらしく、おかげで働き手が不足するのか、給料が普通より高い仕事が多い。

正社員で土日だけの仕事なんてほとんどないが、アルバイトならけっこうある。

自分の時間が欲しい人は、休みが多い土日祝限定の仕事で働く
土日は、多くの方にとっては休日だ。 俺は、土日の方が少し給料が高いので、土日に働いて平日は休むという逆の生活を送っている。 週5日働いているときもあったが、俺の場合、土日くらいの休日では自分の時間が足りなくて、精神的にはいつも焦っていた。 ...

土日で稼げる仕事につければ、節約するのが条件だが、週休5日なんていうのも不可能ではない。
(ポイントは家賃をいかに下げるかなのだが、これについては「東京都内は家賃が高いし、貧乏人には住みにくい?」を参照)

東京都内は家賃が高いし、貧乏人には住みにくい? 地方移住で物価も安く生活が楽になるかも
家を借りている人にとって、毎月かかる固定費のうち、家賃は大きな割合を占めているのではないだろうか。 節約生活をしている人は、家賃をいかに下げるか試行錯誤してきたに違いない。 家賃が下がれば、働きたくない人は働く時間を減らせるし、低所得者の人...

実際、俺も土日だけ働く生活をしたことがあるが、少しお金に余裕があるくらいの方が自由を感じれると思ったので、今は平日に1日~2日くらいは働いている。

それでも平均して週休3日~4日はある。

(2016年後半からは、週休5日生活に)

もちろん正社員とか派遣社員とかで週5日働いている人に比べれば給料はずっと少ないし、低所得者層にカテゴライズされるようなお金しかもらっていないが、自分としては、これくらいの労働量でちょうどいい。

週5日働いていると、土日のどちらかは洗濯や掃除をまとめてやったり、食事を作ったりしていたら、あっという間に過ぎてしまう。

残った一日で、どこかに行ったり友達と遊んだりしていたらちゃんと休む暇もない。

俺としては、ダラダラしたりボーっとしたりする「休むためだけの日」が1週間に1日はほしいので、最低でも週3日くらい休みがあるほうが望ましい。

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某ポータルサイトの話題のつぶやきをたまにチェックしている。 だいたいの場合、そのときやっているテレビ番組の話題がランキングに入ってくることが多い。 ネットが浸透したとはいえ、テレビというのはまだまだ相当な影響力があるのだ。 テレビをもたない

時間が足りない状況が解消すれば生活の質が上がる人も

「週休2日で十分だし、それ以上は休みすぎだ!もっと働け!」という声も聞こえてきそうだ。

だがこれに関しては、働くことを美徳とする価値観一辺倒になっているのは、そう思い込まされているだけかもしれない。

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人生において何に価値を置くかによって、その生活が変わるのは当然のことだ。

「お金をたくさん稼いで、マイホームを持って、子供を育てて……」という未来を思い描いている人はそうすればいいし、お金を稼ぐのは少なくても、その分節約して時間に余裕のある生活を望む人がいてもいい。

だいたい平均年収とか、お金だけで幸せを計るのが日本では一般的になっているけれど、時間がないのも生活の満足度にはかなり大きく関係しているのではないか。

時間が足りないと自分自身について考える時間もないし、そうなると何が幸福なのかだってわからなくなってくる

何が幸福かわからないまま人生を歩んでいったら、表面的には物質的に満たされていても、欠落感に苛まれる人生を送ることになるのかもしれない。

お金で買えるものだけで人生が満たされてくれればわかりやすいのだが、歳を重ねれば、そうでもないということを実感としてわかってくる人も多いのではないか。

いくら多くのものを所有したからといって、すべてを使うには時間がかかる。

使われないものには何の意味もない。

リサイクルショップにあれだけ使えるものが陳列されているのをみればわかるが、かなり多く人が自分の時間と引き換えに、本当は必要のないものを買いまくっているのである。

これに関係したことでいうと、生活の現状をみれば、家賃は高いし、いろいろと買い物をしたりどこかに行ったりと、やたらにお金がかかるライフスタイルが一般化している。

テレビ・インターネットだけでなく、街頭にも広告があふれていて、消費欲は常に刺激されるので仕方のないことなのかもしれないが。

その消費中心の生活をしているとなかなか週2日以上は休めないのが実状だろう。

しかし、自分の価値観を見つめなおして、生活満足度を高めるのに必要なものが何なのかをしっかりと見極めていけば、どこに無駄なお金がかかっているのか見抜けるし、そこで節約した分、自由な時間を得るという道も今のところなくはない。

そうやって、試行錯誤した結果、俺の場合は主に土曜と日曜日を働くことにして、平日に休む生活に落ち着いた。

時間が足りないと思うことはだいぶ減って、自分のやりたいことや、フリーランスになるために時間を使うことで、実感としては生活の満足度は上がったと思う。

これは「一生働きまくって消費をしまくる生活」はしたくないなぁというドロップアウト的思考から出てきた1つの考えであって、みんなが一緒のものを選ばなくていいし、個々人が人生の中で自分に合ったものを実行していけばいいのだ。

大事なのは、知らないうちに「選ばされている」状態から抜け出して、自分に合った生きる道をじっくり考えて選びとることなのではないだろうか。

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1日8時間労働。 あるいは、それ以上働いている人も多いのだろう。 当然のことだが、働きすぎると身体も頭も疲れてしまう。 仕事が終わって家に帰ったら、深夜。 それからできることといえば、シャワーを浴びて、寝ることくらいだ。 疲れが溜まっている...

生活の質は個々人が実感するものであり、全員が同じように感じるものではないのである。

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